昨日の東京オリンピック女子スケートボード決勝戦は素晴らしかったですね。
お互いに称え合う姿は、多くの人に感動を与えました。見ていてひじょうにエキサイトだったし、若い彼女たちの頑張りを見ていて涙が出そうになりました。
自分のカナダの友人のSNS投稿でも、「今まで見て来たスケートボードの大会でも一番良かった!」と絶賛。
目の肥えたベテラン・スケーターの意見だけに、本当に世界の人に良い影響を与えたんだなあ、と実感します。
スノーボードのメーカー、代理店の中にはスケートボードを扱っているところもあるので、みなさん凄くこの盛り上がりに幸せそうです。
思えば、スノー業界は、ここ数年、暖冬だのコロナで散々痛め付けられて体力が消耗しているので、この時期の横乗り経済効果は大きいですね。
自分もヘルメットという商材を扱っているので、このチャンスをうまくつかんでいきたいと強く考えています。
一方、最近の日本のマスコミの報道を見ると、なんか複雑になりますね。
オリンピックの前、一部マスコミ、テレビ情報番組など、かなりストロングに「五輪反対!」を訴えていたところありますよね?
で、その番組が手のひら返しのように、オリンピックの感動を伝えて、視聴率も稼いじゃっているようですが、これって、かなりのダブルスタンダードです。
マスコミの力がすべてだと思わないですが、マスコミが世論を動かし、オリンピックを中止に追い込むようなパワーもあったと思います。
オリンピックの出場を強く願っていた選手、家族、そして五輪ファンはもの凄いプレッシャーだっただろうなあ。競技の練習もしないといけないのに、「もし中止になったら?」という不安を強く抱いていた選手もいたことでしょう。
一部のゴルフ選手は、「このコロナ禍で出てもいいのか?」みたいな発言があったけど、実際には多くの選手たちが五輪開催を願ったと思います。
おそらく9割以上の五輪スポーツは、五輪によってスポットライトが当たり注目アップされたと思います。
そんな選手にたちにとっては、まさに五輪の出場は大事だったわけです。
もちろん、コロナで苦しんでいる人、コロナの治療に当たっている病院関係者の方などのことを考えれば、本当にオリンピックを開いて大丈夫なのか?という心配の声、思いも理解できます。
だから、そういうことを伝える人の気持ちも納得です。本当に真剣に日本の状況を考えている意見に対しリスペクトします。
でも、そんな反対意見を言っていた一部政治家やマスコミが、急に「オリンピック感動ありがとう!」
みたいなことを言われても、「はあ???」って気持ちになっちゃいますね。
何度も言うけど、反対意見も尊重するし、理解もできますよ。
だけど、五輪を開催させない、みたいな凄いパワーを発していなかったですか?
そんな人がなぜ急に「五輪素晴らしい!」みたいなことを言えるのでしょうか。
おそらく、国民の多くは、このダブルスタンダードなマスコミの姿勢に呆れたと思います。
大手新聞、テレビ番組も信頼おけないメディアということを伝えてしまったのでは、ないでしょうか?