あと777日を切り2年後に迫った北京オリンピックを占う重要な一戦、ワールドカップ中国大会はオリンピック会場にもなるシークレッドガーデンで行われた。
早速、速報が入って来たのでお伝えしよう!
男子の優勝は、スコッティー・ジェームス。
雪が降り続けて板が走り難いコンディションの中、2本目にフロントサイド・ダブルコーク1260ステールフィッシュ→バックサイド・ダブルコーク1260ミュート→フロントサイド1080ノーズ→キャブ900ステールフィッシュ→スイッチ・バックサイド・ダブルコーク1260インディを決めて、97.8ポイントを獲得。1本目までは、戸塚にトップを譲る展開だったが、やはり王者は強かった。
一方、1本目では1位をキープしながらラストの3本目のスタート時では3位に位置付けていた戸塚優斗は、3本目に2位に入る逆転ラン。そのルーティーンの内容は、フロントサイド・ダブルコーク1440インディ→キャブ・ダブルコーク1080ミュート→フロントサイド1080テール→キャブ1080ノーズ・テール→フロントサイド・ダブルコーク1260インディをメイク。最初のダブルコーク1440は、スコッティーを上回るスピン数だが、全体的な内容でわずかに及ばず。このランで、95.8ポイントを獲得し、2位に入った。
そして今回3位となった平野流佳は、2本目にフロントサイド900テール→バックサイド900ミュート→フロントサイド・ダブルコーク1440インディ→キャブ・ダブルコーク1080ミュート→フロントサイド・ダブルコーク1260インディをスムースにメイクして92.6ポイントを獲得。
ワールドカップ・中国大会ハーフパイプ男子結果
1位 スコッティー・ジェームス (オーストラリア)
2位 戸塚優斗 (日本)
3位 平野流佳 (日本)
以下、 詳細男子ハーフパイプ詳細結果。
http://medias3.fis-ski.com/pdf/2020/SB/7180/2020SB7180RLF.pdf
女子の方は、地元中国のエース、劉佳宇が優勝!
2位には同じく中国の蔡雪桐。
そして、3位はアメリカのマディ・マストロが入った。
日本勢では、今井胡桃が6位。予選では3位通過で表彰台を期待しただけに、ちょっと残念。
しかし、6位入賞は立派な成績だ。
冨田せなは、決勝に進んでいたがDNSで8位に終わった。
ワールドカップ・中国大会ハーフパイプ女子結果
1位 劉佳宇 (中国)
2位 蔡雪桐 (中国)
3位 マディ・マストロ (アメリカ)
6位 今井胡桃
8位 冨田せな
以下、詳細女子ハーフパイプ詳細結果。
http://medias4.fis-ski.com/pdf/2020/SB/7179/2020SB7179RLF.pdf