嬉しい速報デス!
先ほど、ノルウェーのオスロで行われたX Games Norway 2019の女子ビッグエアーで、日本人選手としては唯一招待された村瀬心椛が銀メダルを獲得!!
昨年の12月、コロラドの練習中に右膝蓋骨骨折という重症を負い、そのままシーズンを棒に振ってしまった村瀬心椛。懸命なリハビリとオフトレにより、再びこの地に帰って来た。
ノルウェーでのX Gamesは、昨年、KOKOMOの名を世界に知らしめた場所。
今大会の女子ファイナルは、3本中のトップ2スコアが採用されるルール。
その2本は、違う回転数を要求される。
1本目、村瀬はバックサイド720をクリーンメイクして、34.33点を獲得。
この時点では、アンナ・ガッサー、ジェイミー・アンダーソンに次いで3位の位置だった。
2本目は、 大技フロントサイド・ダブルコーク900 をメイクした!
エアーでの対空時間、安定感も良く鮮やかな一発。
緊張なスコア待ちの時間が流れた後、出された得点は・・・、
43.33ポイントというハイスコア!!!
これで一気に2位の位置に上がり、見事に銀メダルを獲得した。
昨年の金メダルに次いで、2大会連続でのメダル獲得にも成功!
縁起の良いノルウェーという地で、見事に復活の狼煙を上げた。
優勝したアンナ・ガッサーは、1本目からいきなりキャブ・ダブルコーク900を決めて、44.66ポイントを獲得。
さらに2本目でもフロントサイド・ダブルコークを決めてみせた。
アンナにとってもここ2シーズンは怪我との戦いだったが、見事に女王に返り咲いた。
優勝したアンナは、「スピードをコントロールするのは難しかったが、良い結果を残せてとてもハッピー。
女子ライダーたちがそれぞれ切磋琢磨して上昇する姿は、素晴らしいこと。」とコメント。
それと、解説者のクレイグ・マクモリスが、アンナがアクロバティック・ヨガをやっていることに触れ、「私のオフトレには欠かせないもの。」と、アンナのスノーボーディングにおいて、大事なトレーニングであることを伝えた。
そう言えば、アンナの着地のバランスを見ると、左手でうまくバランスを取ったりして、まるでヨガのよう。着地の安定感を高めるためにも、ヨガというのが重要な武器になっているようだ。
ちなみにアンナは、15歳までオーストリアの体操代表選手でもあり、そうした身体能力もスノーボードに大いに役立っているのだろう。
Women’s Snowboard Big Air Final
Rank | Name | Attempt 1 | Attempt 2 | Attempt 3 | Best Two |
1 | Anna Gasser | 44.66 | 42.33 | 24.33 | 86.99 |
2 | Kokomo Murase | 34.33 | 43.33 | 11 | 77.66 |
3 | Julia Marino | 25 | 43 | 31.66 | 74.66 |
4 | Laurie Blouin | 30 | 11 | 41 | 71 |
5 | Jamie Anderson | 36.33 | 30 | 11 | 66.33 |
6 | Annika Morgan | 6.66 | 20 | 10 | 30 |
http://www.xgames.com/xgames/events/2019/norway/results/27492127/womens-snowboard-big-air