はしゃぎすぎ?フサキ・シゲキ・カンゲキツアー

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刺激・感激、そのご案内人はフサキ!
そんなわけで、フサキ・シゲキ・カンゲキツアーが開催。
今回は、キャンプという名称ではなく、あえてツアーという言い方をして、
レッスンうんぬんではなく、ともかく楽しんでほしいという気持ちを込めて行われた。
カナダから外人部隊も結集。
さあ、どんなツアーになったのか、ぜひご覧あれ!

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レポート:ますみ

このツアーのお知らせが入ったメールマガジンを受け取ったときに、ふとつぶやいた。
 「・・・・・すごいネーミングセンスだ・・・」
でも、なんだかヒデキカンゲキ~みたいでおもしろい。内容なんて全然わからないけど、そんな感じから、なんだか楽しいことがありそうな期待感が沸いてくる。

dmkのボス、フサキさんはいつもこんな感じ。

どんな場合においても、その場の雰囲気をフサキ色に染める。難しい言葉でいうと空間支配力があるとでもいうのでしょうか。ただその色の出方が読めない。青かと思えば赤が出てくる。きっとこのツアーに参加する人たちはネーミング通りのシゲキをいただけることでしょう。

そんな僕個人の期待感から始まった今回のツアー。ボスの「とにかくみんなで楽しい滑りをしたい!」ということから、レッスンが中心の「キャンプ」ではないところがミソ。そして最大の難関、いや、お楽しみはカナディアン二人がやってくる!ということ。僕自身は全く英会話できませ~ん!ので実際どう接したらいいのか・・・ま、宿について、実際あってからフサキさんにヘルプでも出そうかな・・そんなことを考えながら関越道を北上していた。

  ら

三芳SAでいきなりご対面してしまった
何も時間合わせなどしていなかったのにフサキさんご一行様に出会ってしまった。もちろんカナディアンの二人もいた。

今回ツアーに参加するカナディアンを紹介すると
アンソニー:VIVO HEADWEARの社長さん。なんと26歳の若さ!すっとした小顔にアッシュなブロンドの長い髪・・・カワイイ感じです。
コーリー:VIVOのスケーター、僕は知らないけどSK8業界ではかなりのビックネーム見たいです。彫りが深くてカッコイイ感じ
その社長のアンソニーはSAの外の売店でかったSサイズのポテトを片手に近づいてきた。フサキさんが早速僕に紹介。アンソニーはいきなり英語でしゃべりかけてきた(当然)。
「は、はろぉ・・・」の次が出てこないぃぃぃ求めるような瞳でフサキさんを見つめるが僕自身サングラスを掛けてしまっていたので何も伝わらない。それどころか「自分の名前もいって!」とフサキさんに急かされる始末。にゃろぉ、おぬしドSだな。
冷や汗を流しながら懸命にマイネームをスピークしたわけ。オーリー20回連続でやるよりも体が温まりました。
今回僕は前泊組だったので夕食に間に合うように、あまり道草も食ってられないので、そこはクールにグッバイした。(脇汗は全開だが・・)

いきなりシゲキをいただいた。

 あ、すみません。いま思い出しました。実はもう一人ナイスガイがカナダからやってきていたのです。dmkライダーのトモである。彼はDC、LANDING、Nomis、などからスポンサードされているバリバリのライダーである。まだ滑りを見ていない時点では、腰は低いが愛想のいいお兄ちゃんってのが第一印象だ。日本語がしゃべれるというだけで親近感を覚えてしまう・・・自分って・・・

そしてツアー1日目(やっとかよ)

良い天気でワクワクです

前日の夜に降っていた雪はそれほど積もらなかった。けど時間とともに天気は快晴。しかしこのツアーのときってかなりの晴天率じゃない?きっと晴れ男がいる。たぶんフサキさんだね。

今回のツアーから平日参加は厳しい!けど参加したいよ!って人のために、分割参加がOKになった。今日だけで帰ってしまう人たちは寂しいけど、短い時間で目一杯たのしんでこ!
  遠くは岐阜、三重、関西キャンプを開催してくれたHOPEくんは京都!から遠路遥々訪れてくれた。うれしいね。なんとなく初めて会った人、懐かしい顔、みんなのちょっと緊張した顔を見渡しながら軽くストレッチしたり歓談したり。その間にみんなの顔を見ながらフサキさんが今日のチーム分けを考える。

そしてVivoから布施忠シグネチャーのビーニーをなんと全員!にプレゼントだ!うれしいぃ!そんでもってスタッフ紹介。今回のスタッフの参加は、フサキさんを筆頭にdmkクラブの重鎮むらっちょさん、Nomisジャパンの社員で、瞳の色が深くてオリエンタルな魅力を持ったタツヤくん。
ゲストはもちろん3人。Vivoからアンソニー&コーリーそしてトモ。
アンソニーとフサキさんは同じWestbeachのオレンジを基調としたチェックのカワイイウェア。
同じなのに雰囲気が違うなぁ(むらっちょさん曰く「中身が違うとこれほど違うのか」ww)
コーリーはスケーターらしく(?)デニム生地のパンツ。こういうのを野暮ったくなく着こなせるのがカッコいいんだよなぁ。
トモは最近の流行の細めのイエローのパンツ。似合ってしまうところがライダーなところなのだろう。

むらっちょさん
トモ

ふさきさん

↑ ツアー初参加のタツヤくん。渋いよ

アンソニー

コーリー

FUSAKI


まず初心者である奥村さんには専属コーチTATSUYAによる超プライベートレッスン!贅沢~!それ以外のメンバーはまず丸沼恒例の足慣らしのゴンドラに搭乗!まるっと下まで流していこう!

けどあせらずに、あまりにも天気がいいので集合写真をパチリ。なんかみんな嬉しそう。丸沼にはもう何度も来ているけど、このゲレンデはほんとに楽しい。いろんな当て込みや飛べるところが豊富で流しながら遊べる天然のパークみたい。

出発

そんなところをどんな味付けで滑り降りるのか?ゲストの3人の滑りに興味津々で後ろからしっかり観察させていただきました。

トモのラインはとにかく遊ぶ。あ~こういうところで回すのかぁとか、ここ飛べるんだぁとか、とにかく遊びの参考書みたい。おもろいなぁ。
アンソニーの滑りはキャンプオブチャンピオンでコーチもしている実力者だけに、きれい。そしてラインはとてもしなやかで流れるように降りていく。遊びも忘れず、これから飛ぶぞ!て感じではなく、自然にあたりまえのようにアプローチして、当然のごとくランディングしていく。
コーリーもスケーターらしく横乗り!って感じで上半身は静かでゆったりとして滑り降りる。なんか普通にカッコいい。同じ遊びでも人によってスタイルが違う。特にライダーのレベルになるとそれが顕著になるのかな?色の違いを出せるからライダーなのかな?なんてちょっとしたカンゲキを頂きました。

みんな足が暖まってきたところで、アンソニー&コーリーのチームとトモのチームの二つに分けてのフリーランの開始。よくビデオとかでライダーの滑りとかみたりするけど、ホントのところ、ライダーって同じ状況ではどんな滑りをするのかな?なんて思ったことない?自分がいっしょに滑って実体験することにより、ライダーの凄さや楽しさ、遊び方なんかを感じてもらおう!ってこと。
トモと午前中ゴンドラからフリーランを何度も楽しむ。黄色いパンツを追いかけながら、やってる遊びをマネしてみたりする。できなそう技は素直に記憶だけにとどめてねww

トモTEAM&アンソニー、コーリーTEAM

昼は日曜日なので早めに食事をしよう。中腹にあるトンファンに集合だけどこの日はスキーの大会があって、結構予約席で使っていてなかなか空いてないなぁ。
でもなんとか空いてる席を見つけてお食事。やっぱ体動かして食べる食事は最高です。アンソニー、カレーにラー油をかけて食べてた。なんかすごい。「タノシイ?」って声をかけてくれたから「YES!タノシイ!」と答えておきましたww。

そして午後
凄くいい天気です。まずは記念撮影をしておきましょう。しかしDMKのバナーとnomisのバナー忘れちゃいました。ワイワイやりながら付近にいた人にお願いしてパチリ。

さて、さっそく遊びましょう!午後からはトモたちと集中的にパークを流すチームに。

あくまでも「流す」って感じなのでハイクアップとかはなし、流しながらも地形の使い方とか、ここが遊べるところなのかぁとか参考になっちゃうライディングについていけ~って感じ。もちろんみんなもそんなおもしろいラインをバンバン挑戦!ボックスだってブイブイやっちゃいます(僕以外はww)難しそうなアイテムはトモに任せて、鑑賞会にもなってちょっと得した気分。そんななかでもモリタカくんはプロライダー並みのスタイルでアイテムを軽々と制覇!たまにこのように凄い人が混ざっているところがdmkクオリティーなのです。カッコいい姿を目に焼き付けておきましょう。

トモ

モリタカくん

この日は日曜日の割にはパークは混んでなかったなぁ。といいますか、丸沼のパークって結構レベル高くないですか?いや僕が低いって?そうだけど何か?wwでも滑るだけじゃなくて、疑問に思ったことはその場で教えてくれるトモ。やはりフサキさんの周りに集まる人はみんなハウツーが好きだし、教え方も やさしくて上手いです。飛ぶより簡単かな??なんて軽い気持ちでハンドプラントをやりたい!ってことで教わる。けど、まるっきりできないぃ。つうか難しくないですか??

なんとなくガッツりとしたレッスンがなくても、楽しいから時間がたつのが早い。何だカンダで今日の滑りは終了。

本日のお宿は丸沼のペンションのCou屋さん。昨年まではアルフという名前のペンションでしたが、いろいろ改築もおこない心機一転でCou屋(食う屋)として再オープン。今までも暖かな雰囲気で良かったけど、さらにペンション自体が「いらっしゃい」って優しく声を掛けてくれているような空気が素敵です。

早速宿で着替えて、お風呂を頂きます。そのあとは少しのんびりと、この日に帰ってしまう人たちとコミュニケーション。巻きストーブとやっぱり日本人には嬉しいコタツのあるスペースでぬくぬく。ご自由にどうぞってコーヒーと紅茶。そしておいしいバナナとリンゴのパウンドケーキ、そしてこりゃまた、ごくうまのクッキーを頂きホクホク。

ほのぼの

CANADIAN “KENDAMA” JUGGLERS

ここ数年の平日フサキキャンプはかならず丸沼で開催されるのですが、その理由はフサキさんの知り合いであるトモさんがペンションをやっているから。二人の関係は昔のキャンプの記事でも読んでください。
その藤木直人に似たトモさんの作る料理がねぇ・・・・さいこぉぉぉ!なのです。
Cou屋で食するものは全て美味い。なんだか空気も美味い。洋食がベースと思いきや思い切って和を持ってきたり、その出入りがとても楽しい。器や盛り付けの色合いなどにも丁寧な仕事ぶりが伝わってきて、安心して食事を楽しめる。 まず幸せになりたかったらここで食事をすればいい。死ぬ前にここで食事をできれば本望ってぐらい、ファンです。昨年はdmk祭り開催の関係でここに来れなかった。なんとその間に、ピザ釜が出来ていた(!)しかもトモさんが自分で作ったと(!!)そしてそのピザの味は(!!!)なのである。あ~もう!釜に飛び込みたい!

トモさん曰く「毎年進化してるんだから、毎年こなきゃダメですよ」
はい。できれば毎日・・・いや、息子にしてください。

 

自作ピザ釜で
おいしいものが
次々と・・・

丸沼の名コックがお出迎えです

超おいしい前菜

僕だけ異様に遅い食事が終わった後には、お待たせしました、ナイトパーティ~!

今回は外国人の方々がいるってことで、日本の文化を体験してもらおうじゃないか!と意気込んで、なんとdmk初の余興を行いました。

余興というか、宴会部長でもある僕の独演会になってしまいましたがww。地元の太鼓会に所属している僕の篠笛の演奏とそれに合わせた、机を太鼓代わりにしたお囃子をやってみました。どうでしたか?みなさん?
それにあわせてダンサー経験豊富なhopeさんとむらっちょさんやアンソニー、コーリーなどにヒョットコとオカメのお面を被せて踊りも披露!たまには日常生活とかけ離れた体験をするのもいいでしょ?

そこから皆もなんとなくテンションがいつもと異なる方向へ進みだすんです。

プレゼント大会はNomisから大量のフーディーやTシャツ、LANDINGや来年から再登場!のウエストビーチからもいろいろなプレゼントが!みんなに行き渡る以上にもらえる人続出!大興奮のなか、同じフーディーを着たもの同士で戦隊ヒーローごっこが始まったり、なぜかモリタカくんによる剣玉披露会に大盛り上がりだったり、正しいVIVOの発音講座などなど、終いには寝起きドッキリなんかも始まって、丸沼の雰囲気の良いペンションが演芸場になった瞬間だった。
とにかくあまりにも強烈な夜でした。内容を細かく書くとトンでもない!とてもスノーボードクラブのパーティーのノリではないです。確実にオヤジの宴会です。そのせいか、滑りのことがあまり思い出せないぐらいです。おかげでレポートが遅れる×2つも。

 大興奮の一夜は国境を越えた大宴会に・・・

二日目

正しく嵐のような一夜を過ごした僕らを待ち受けていたのは・・・・すっごいい天気!ホントは大雪!激パウ!とかも期待したいんだけどねぇ。青空も最高のゴチソウですよ。

白根山最高!

前日は日曜日だったし、大会もやっていたのでゲレンデはは結構混んでいたけど、今日はもう空と大地を独り占め!って感じです。自然の雄大さや冬のキリッとした空気の雰囲気を落ち着いて感じられます。

ものすごい天気のいい朝はゴンドラ!お決まりだけど本当に景色が最高です。関東最高峰の白根山が目の前にドカっと座り僕らを見下ろしています。ああ、いいなあ。

今日の僕のメニュー、午前中はアンソニー&コーリーのナイスガイコンビとのフリーラン。

アンソニーはただの社長ではありません。ボードはバリバリの現役でカナダでも超有名なキャンプのCOC、Camp of Championsのコーチ!もしているぐらいの腕前の持ち主なんです。で、でもどうやってコミュニケーションをとったらいいのかぁ・・・・

なんて

心配なし!僕らは同じ遊びをしていることで同じ喜び、楽しみを共有できるんだ。二人が滑るあとをみんなでついていくだけだけど、何をしたいのかがなんとなく感じる。なんだかちょっと嬉しい気持ちでカンゲキです。

そこに丸沼ローカルのNOMISライダーのRockyも突如参戦。パークでいろいろなアイテムに入り、僕らの目を楽しませてくれます。もちろんdmkも負けていません!(モリタカくんだけだけど)おなじキッカーを回しながらガンガン行きます。いやあ、わしがもう少し若ければのぉ・・・w

午後はフサキ組

我らが父ちゃん

やはりふさき父さんのチームが馴染みがあってほっとします。みんなオーラが強すぎて眩しかったですから。

実は前日にこんなやりとりが・・

 「ふさきさんってキッカー入っているトコとかボックス入っている場面ってあまり見ないなぁ」
と心で呟いたつもりが本人を目の前にして口に出していた。やっぱそれ系は苦手なんじゃないの??

 ・・・ってカマかけて見たんです。

おお!それじゃあやってやるよ!出る前に負けること考える馬鹿がいるかよ!時は来た!というのがコレ

やべ!カッコイイです。オーラ出てますよ!シゲキ、カンゲキいただきました!

ハウツー人生驀進中!

そして、やっぱりハウツー天使は健在!急遽ターンのレッスンがスタート!
Jターンから始まり斜滑降ジャンプ、カービングターンそしてビッテリーターンのレッスンも!一人ひとり滑り、みんなに即座にアドバイス。さすが現役インストラクターでもありますね。

やっぱdmkに参加してくる人たちって皆基本も大切ってことを分かっているし、今さらなにを・・・なんて言わないできっちり教わります。教わるの大好きな軍団ですね。最後は全員集合!のゲレンデ総流し!Rockyを先頭におもしろそうなコースを攻撃!!いやあ、最後に結構ヘビーなとこにも突っ込んだりで足がパンパンですわ。先にリタイヤして下から皆が帰ってくるのを待っていたけど、疲れた顔して戻ってくる人なんていません。笑顔!エガオ!ごちそうさま!って感じで帰ってきます。 

さあ、楽しい時間は本当に早い。最後に集合して解散!です。名残惜しくてちょっとグズグズするのもなんとなく良いよねぇ。

Rockyありがとう!楽しかったよ!

解散式

いつも着替えるスペースを快く貸していただいているCou屋さん。それだけでも嬉しいのに、つかれた体に本当に嬉しいアコさんの手作りの一口大のパンを今回も用意してくれました。。。。惚れた

遠い人、急いでいる人、少しずつ別れがあって寂しい気分もあるけど、また会おう!気持ちがエネルギーをもらえます。残ったメンバーでローカルRockyの案内で町営の温泉に。ほんと、人も少なく落ち着いて入れるいいお湯でした。カナディアン二人もマッサージチェアでヘブン美味しいトンカツの店も案内してくれて、ほんと分厚くてうまかったァ!!ほんとうまいもの食べ過ぎました。。。

いろいろな人との繋がり、初めて合う者どうしでもお互いのことを思いやって、シゲキを与えてくれる人たちが今回本当に多いんだなぁとカンゲキしました。その中心にはフサキさんがいる。おとぼけな天然オヤジに見えるけど、そのすごさに一番のシゲキとカンゲキをいただきました。

Cou屋のみなさまにも会いに行きます

またきっと来年、丸沼で、空と、白根山と、フサキさんに会いに行こう! 

 

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