ニュージーランドのカードローナで行われたワールドカップ女子ハーフパイプ、トップ3選手のハイライト動画。
優勝を逃し2位に甘んじたケリー・クラークだが、やはり一発目の高さあるエアー、力強さは他を圧倒する印象。
フロントサイド1080は着地がやや乱れたところもあったが、決めるあたりはさすが女王。
最後に決めたコークは、オリンピックでダブルコークを決める布石か。
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一方、優勝したクロエ・キムは、全体的に乱れなくスムースに決めることに成功し、優勝につながった。
メソッドからのフロントサイド1080、さらにキャブ720、アーリーウープ、そして最後はマックツイスト。
当日は、悪天候で選手も本来の実力を出すのが難しいコンディションであったと言われているが、そんな中でもスムースに決めることができたクロエに軍配が上がった。
オリンピック女子ハーフパイプ展望
今回、スムースなランでクロエが優勝したように、オリンピックでも、ちょっとしたミスが致命傷となりうることが予想され、選手はオリンピックまでに持ち技の完成度をどこまで上げるかが、勝負の鍵となるだろう。
肝心のルーティーンとしては、フロントサイド1080からのキャブ1080という1080コンボが出そうな感じがする。
実際、クロエは今回決めることできなかったが試みていて、すでに練習では何度かメイクしているようだ。
また、女子の方でもダブルコークなど縦回転による高難度トリックが出て来ることは間違いなし。
フラットスピンでは900から1080、さらにダブルコークなど3D系トリックを織り交ぜて、ルーティーンを組み立てることが予想される。
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