全日本スキー連盟(SAJ)は、先に報道されていた未成年の強化選手の飲酒問題について、以下のような処分することを発表した。
第三者委員会による調査の終了に伴う処分の決定等及びスノーボード部活動再開のお知らせ
平成29年1月16日
関 係 各 位
公益財団法人 全日本スキー連盟
会 長 北野 貴裕
第三者委員会による調査の終了に伴う処分の決定及びスノーボード部活動再開のお知らせ
本連盟は、平成28年12月9日付け「第三者委員会の設置及び本連盟スノーボード部活動一時休止のお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり、スノーボード部のコンプライアンス体制を抜本的に見直すべく、スノーボード部内におけるコンプライアンス違反の有無等について、本連盟から独立した外部有識者によって構成される第三者委員会による調査(以下「本調査」といいます。)を行っていたところ、平成29年1月4日、第三者委員会より本調査に関する「調査報告書」を受領いたしました。
本調査の結果、平成28年2月頃、当時未成年の強化指定選手3名が飲食店において飲酒し、強化指定選手2名を含む成人4名がこれを黙認した事実等が明らかとなりました。本連盟は、これらの事実を真摯に受け止め、平成29年1月6日開催の第2回臨時理事会において当該強化指定選手をはじめとする関係者に対して厳正な処分を決定いたしました。
また、第三者委員会からの提言を踏まえ、本連盟は、スノーボード部全体のコンプライアンス体制の抜本的な見直しを図るための各施策を実施することを上記の処分と併せて決定いたしました。
これに伴い、平成29年1月6日より、スノーボード部の強化指定選手の活動及びワールドカップへの派遣を再開いたしました。
関係各位には、多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。スノーボード部は、選手及び関係者をはじめ部全体として、再発防止及びコンプライアンスの向上に取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
以上