
実は日本は、世界でもトップクラスに“オフシーズン環境が充実した国”。
KINGS(キングス)やQuest(クエスト)などのマットジャンプ施設をはじめ、真夏に雪上滑走ができる室内ゲレンデ、さらにはトランポリンやスケートボードなど横乗り感覚を活かせるクロストレーニング施設まで豊富に揃っています。
これらの施設は、プロライダーのトレーニングとしても利用される一方で、
- 「ジャンプを基礎から練習したい」初心者の方
- 「冬は怖くてパークに入れなかった」方
- 「スノーボードを習慣として続けたい」社会人ライダー
にもおすすめの環境です。
本記事では、2024年最新情報に基づいて、全国にある注目の施設を一挙紹介!
利用時の注意点やアクセス情報、さらには滑走の様子がわかる関連動画リンクも掲載しています。
目次
マットジャンプ施設|KINGS・Questなどで夏もジャンプ練習!
マットジャンプ施設は、人口ブラシのアプローチと、セーフティーマット(エアマット)を使って安全にジャンプ練習ができる、日本ならではのオフシーズン練習環境です。
KINGS(キングス)やQuest(クエスト)といった施設は、これまで多くのオリンピック選手やプロライダーを育ててきました。
着地がエアマットなので、「新しいトリックにチャレンジしたい」「オーリーを綺麗にしたい」「グラブを安定させたい」など、目的に応じた練習が可能。青空の下、気持ちよくスノーボードができるのも魅力です。

行く前に知っておきたい服装・装備のポイント
マットジャンプ施設では、着地のエアマットに水を撒いて滑りやすくしているため、全身びしょ濡れになることも。
下着まで濡れる覚悟で、必ず着替えとタオルを持参しましょう。
おすすめの服装は:
- 水に強いアンダーウェア(ヒートテック系)+海パン+Tシャツ
- またはストリート風の普段着スタイル(※ただし肌の露出は注意)
ポイントは「肌の露出を避ける or しっかり濡らす」こと。
乾いた状態で滑ると、摩擦で火傷するリスクがあるため、なるべく長袖やタイツなどでカバーしましょう。
初心者でも安心。スタッフのサポートが充実!
「ブラシのアプローチって難しそう…」「雪と違って怖そう…」と思う方も多いはず。
実際、雪より少しスピード調整や荷重が難しいのは事実です。
でもご安心を。どの施設も、最初に丁寧な講習やレクチャーが用意されており、初めてでも安心して挑戦できます。
むしろ、ブラシでのアプローチに慣れておくと、雪山に戻ったときに板の扱いが上達しているのを実感できます。
まとめ
マットジャンプ施設は、初心者から上級者まで幅広く楽しめるオフシーズンの強い味方。
「冬の間にできなかった技を試したい」「スノーボードの感覚を忘れたくない」そんな方に、ぜひ一度体験してほしいジャンルです。
●関連記事
湘南ブラッシュ(BRUSH?)に行く時の服装┃20代男性スノーボーダー5人の服装【オフトレ】
https://241magazine.jp/brush-style/
札幌KINGS(北海道)
http://sapporo-kings.com/
東北Quest(宮城県)
http://tohokuquest.com/
BAGPARK(群馬県)
〒378-0414
群馬県利根郡片品村大字東小川字大久保4648
FLYHILLつくばみらいスキー場(茨城県)
http://www.flyhill.jp/
千葉KINGS(千葉)
https://www.the-kings-chiba.com/
埼玉Quest(埼玉県)
http://www.saitamaquest.com/
小布施Quest(長野県)
http://www.obusequest.com/
立山KINGS(富山県)
https://tateyamakings.com/
FOUR SNOW TOKAI ※旧東海KINGS(愛知県)
http://foursnow.com/
愛知Quest(愛知県)
https://www.aichiquest.com/
神戸KINGS(大阪府)
http://www.kobe-kings.com/
京・大阪KINGS(京都府)
http://osaka-kings.com/
福岡KINGS
http://www.fukuoka-kings.com/
夏のジャンプ練習に最適!おすすめのマットジャンプスクール【WOOT】
マットジャンプ施設での練習におすすめなのが、トリック専門スクール「WOOT(ウート)」。全国に拠点を持ち、初心者から上級者、5歳のキッズから大人まで、レベルや性別を問わず誰でも参加OK!
ジャンルはパーク・グラトリ・ラントリ・地形遊びまで幅広く対応しており、「今年こそ技を決めたい!」「冬に備えて自信をつけたい!」という方にぴったり。KINGSやQuestなどの施設を活用したレッスンで、トリックの基礎から応用までしっかりサポートしてくれます。
「トリックが怖い」「一人では不安…」という方もご安心を。WOOTでは**「不安を取り除き、笑顔に変える」**をモットーに、丁寧で楽しいレッスンが受けられます。
オフシーズンの努力が、冬の上達につながる!
あなたの街のWOOTで、夏からステップアップを目指しましょう。
▼ WOOTの拠点一覧
- WOOT大阪
- WOOT東海
- WOOT千葉
- WOOT神戸
- WOOT尾道
- WOOT福岡
▶ 詳細・申込:WOOT SNOWBOARD PARK SCHOOL 公式サイト
ジブの練習に最適!Brush Parks(ブラッシュパークス)
初心者でも安心してジブ練習ができる人工芝アイテムの練習施設「ブラッシュパークス(Brush Parks)」は、現在全国に4か所あります。雪がなくてもリアルなジブアイテムに挑戦できるとあって、オフシーズンでも滑りたいライダーに人気です。
湘南ブラッシュ
神奈川県平塚市南金目102-1
埼玉ブラッシュ
埼玉県比企郡鳩山町坂戸
長野ブラッシュ
長野県上高井郡小布施町吉島2980-11
佐倉ブラッシュ
千葉県佐倉市小篠塚1085-2
室内ゲレンデで真夏も雪上ライド!
かつては日本全国にいくつかあった室内ゲレンデですが、現在も営業しているのは「スノーヴァ」や「カムイ御坂」など、わずか2施設のみ。それでも、本物の雪に近い感覚で練習したい人にとっては、今なお貴重な存在です。
夏の暑さを忘れて扉をくぐると、そこはまるで巨大な冷蔵庫!ひんやりした空気の中、真夏でもスノーボードを楽しめるのが室内ゲレンデの魅力です。
平らなバーンでの基礎練習から、BOXやレールといったジブアイテム、キッカー、さらにはハーフパイプまで、自分のレベルや目的に合わせて選べるのもポイント。
服装は冬と同じでOKですが、ゴーグルは不要な場合がほとんど。また、雪質が少し硬めなので、ヒップパッドなどのプロテクターを着用することでより安全に滑走できます。レンタル品の有無や内容は施設によって異なるため、事前に公式サイトでチェックしておくのがおすすめです。
ちなみに、お子さんと一緒に訪れるファミリーにも嬉しいのが、冷房が効いた室内で快適に見学できること。ガラス越しに、頑張ってジャンプしているお子さんの姿を見ることができるのも、室内ゲレンデならではのポイントです。

スノーヴァ新横浜(神奈川県)
http://snovashinyoko.co.jp/
カムイみさかインドアハーフパイプ(山梨県)
http://misaka.kamuisp.com/summer/
水に飛び込む爽快感!ウォータージャンプ施設
プールに飛び込むから安全&爽快!思いきったトリック練習に最適なのがウォータージャンプです。
ライフジャケットを着用するので、泳ぎが苦手な方でも安心して挑戦できます。特に真夏の暑い日には、水しぶきを浴びながら滑る爽快感がたまりません!
もともとはスキーのエアリアルやモーグル選手の空中技練習のために作られた施設ですが、現在ではスノーボードのワンメイクジャンプ(ジャンプ台1つでの技)練習にも広く活用されています。
近年は選手の練習だけでなく、レジャーとして気軽に楽しむ人も急増中。若い世代のスノーボーダーやスキーヤーはもちろん、小さなお子さんからお孫さん世代まで、幅広い年代・性別問わず人気のアクティビティになっています。
ウォータージャンプは、安全に空中感覚を身につけたい人や、初めてジャンプに挑戦したい人にぴったり。もちろん上級者にとっても、新しいトリックへのチャレンジに最適な環境です。
テイネウォータージャンプ(北海道)
https://fshtk1958.wixsite.com/water/books
自由屋Division 自由屋サマーゲレンデ(岩手県)
https://jiyu-ya.amebaownd.com/
ウォータージャンプ 宮城(宮城県)
https://www.ksp-wjm-totalsupportsport.com/wjm
スキー&スノーボードパーク・仙台泉ガタケ(宮城県)
http://ameblo.jp/sendai-gatake/
リステルウォータージャンプ(宮城県)
http://www.listel-inawashiro.jp/green_season/wj.php
西武園遊園地ウォータージャンプS-air(埼玉県)
http://waterjump.biz/s-air/
白馬さのさかウォータージャンプ(長野県)
https://hakuba-sanosaka-waterjump0.webnode.jp/
ウォータージャンプ ナオエ(富山県)
http://waterjump.air-style.jp/wj/naoe.html
桑名ウォータージャンプK-air(三重県)
http://waterjump.biz/k-air/
大阪ウォータージャンプO-air(大阪府)
http://waterjump.biz/o-air/
ゲレンデパーク セラ(広島県)
〒729-3306
広島県世羅郡世羅町青近
ターン練習にも最適!夏でも滑れるサマーゲレンデ
サマーゲレンデは、夏でも自然の中でスノーボードが楽しめる爽快なアウトドア施設。
冬はスキー場として営業している場所が多く、実際のゲレンデの地形を活かして滑れるのが魅力です。
これまで紹介してきたジャンプ系の施設とは異なり、サマーゲレンデではカービングターンやポジショニングなど、基礎滑走の練習に最適。滑走面には専用マットやプラスチックブラシが敷かれており、雪とは違うものの、ターン感覚を養うには十分な環境です。
「冬の感覚を思い出したい」「ターンが上手くなりたい」「体を動かしておきたい」といった目的の方にぴったり。特にシーズン前の足慣らしや、フォームの見直しにもおすすめです!
また、自然の風を感じながら滑る心地よさは、室内施設では味わえない魅力。家族や友達と一緒に、夏のレジャーとして訪れても楽しいですよ。
かぐらスキー場(新潟県)
https://www.princehotels.co.jp/naeba-area/summer-gelande/
GALAサマーパーク(新潟県)
https://gala.co.jp/summer/gelande/
丸沼高原スキー場(群馬県)
https://www.marunuma.jp/green/attraction/gelande/
狭山スキー場(埼玉県)※こちらは室内型の人工スキー場
https://www.seibu-leisure.co.jp/ski_web/index.html
鹿島槍スポーツヴィレッジ(長野県)
https://www.kashimayari.net/green/
ふじてんリゾート(山梨県)
https://www.summer.fujiten.net/
ウイングヒルズ白鳥リゾート(岐阜県)
https://winghills.net/green/summer_gelande/
初めてオフシーズン施設を利用する方へ
「オフシーズンの施設って、うまい人ばかりでちょっと入りづらい…」
そんなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実は初心者でもしっかり楽しめる環境が整っています。
もちろん、上級者の方も多く通っていますが、それぞれが自分のペースや目標で練習しているので、誰かと比べる必要はありません。はじめは見学だけでもOK!施設の雰囲気を知るだけでも、不安がグッと減りますよ。
スタッフや常連の方もフレンドリーな方が多く、わからないことは気軽に聞ける雰囲気です。あまり気負わず、まずは「ちょっと行ってみようかな」くらいの軽い気持ちで、オフトレを体験してみてはいかがでしょうか?
新しい出会いや発見もあるかもしれません!
この夏、オフシーズンならではのスノーボードの楽しさを見つけてみましょう!