COC(Camp Of Champions)に突如現れて、毎日攻撃的なライディングをし続けたニューカマー。撮影が大好きで、様々なポイントを見つけては「あそこであれを撮影しようよ」ということを再三オファーして来る。ヒップでぶっ飛んでみせたり、パイプでは、エアー・トゥ・フェイキー、斜度変化のところでテール・ブロック、キッカーの裏側でジャンプできるポイントを見つけて飛んでみせたり。変化に飛んだ様々な姿を見せてくれた。今回は、COCパークでそんな新人賞的な活躍をしてくれたニック・ラッセル(20歳)のインタビューをお届けしよう。
Interview & Photo by Fusaki Iida
出身はどこ?
ユタ州パークシティのブライントン。
普段は誰と滑っているの?
友達と滑っているよ。有名なところでは、ルイ・ビトー、ダニー・デービス、ジャック・ミトラーニ、ジェイミー・トンプソンなど。
どんなスノーボーディングをすることが好き?
何でもやるよ。喰わず嫌いはしないさ(笑)。
パウダーとかナチュラルなことも好きだし、パークも好き、パイプだって好きさ。
同じバックサイド側のヒップで違う日に撮影した写真。ニックのぶっ飛んだ感じとスタイルがよくわかる。 |
スノーボードを始めた頃は、どんなライダーに憧れていたの?
テリエ・ハーコンセン、ロス・パワーズだね。
ニックを見ていると、いつも滑りたくてしょうがない。というモチベーションの固まりを感じるのだけど、何かやる気を起こす工夫とかしている?
いつもバインに装着したとたんに闘志満々になっちゃうんだよね。
音楽をかけてノリノリにしているのもモチベーションを上げている要因かな。
常に楽しむように心がけているよ。
上達するためのコツは何だろう?
ともかく、いろいろ滑ることだろう。あとカービング・ターンをしっかりと磨くことが大切だよ。
えっ、カービング? 外国人ライダーからそんな真面目な回答を聞いたのは始めてだよ(笑)。とても嬉しい発言だけど。
カービングはスノーボード・スキルの基本だよ。カービングできなければ、パイプだってうまく滑れないし、山全体を楽しむことができないだろ。
ごもっとも。
このCOCでお気に入りのアイテムは?
ジャンプがジブまですべて楽しんだよ。
ヒップでは、大きく飛べて気持ち良かったし、巨大な連続ジャンプも良かった。
あとは、キッカーの裏側でジャンプできるポイントを見つけて楽しんだし。
今回は、いろいろライダー友達も増えたのでは?
本当だね。
様々なライダーの滑りを見れて、とても良い刺激を受けた。フサキに追い撮りしてもらったダスティン・クレイバンとのセッションもおもしろかったね。彼は本当にボード・コントロールがうまかった。
ところで趣味は?
バギータイプの自転車でクルージングすること。
あとはフィッシング。
今季の目標、これからの夢など教えて。
いつまでもずっと良い雪で滑り続けることができたら、幸せだよ。
別に大きなフィルム・プロダクションズと撮影しようとは考えないし、ともかくずっと楽しく滑れれば最高だ。
Sponsors: Atmosphere outerwear and streetwear, my friends, Landing headwear, Utility boardshop, and Avalon 7
スタンス角度: 前+18、後-12
スタンス幅: 55cm