全国のスノーボーダー、上達できないお悩み患者さんを診断するというコーナーです。 今回はフリーランとキッカーでスピン・トリックを行う患者さんがいらっしゃいました。 特効薬を飲めばすぐに直りますよ。お大事に!
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よーし、ポチお利口さんだぞ病 |
病名の語源: 愛犬ポチがお利口さんで、「よーしよし」と頭を撫でたようなポーズなので。 診断書 |
フサキ先生の特効薬 1 前の手がターン内側に入るのは、次のターンをリードする上で大切なこと。だけど、あまり入り過ぎるとボードがズレてスムースな動きにならないので、前の手はボードの先の上、やや内側に入るぐらいの気持ちを持ちましょう。 2 ターンをする時には、これから自分で滑るラインを回るいきれいなターン弧になるようにイメージしてください。まるで斜面に「S」の字を描くような気持ちです。 3 フロントサイドではヒザが雪面にくっつくような気持ちでやると、ヒザがきっちり曲がって上体が安定します。 最初はターンは鋭角な「く」の字になりがちだけど、徐々に回るく「C」の字、連続ターンで「S」の字になるようにしていくといいよ。 |
今季こそ首位打者イチロー病 |
病名の語源: 今季こそメジャーで首位打者を獲ってほしいイチローのようだから。まるで外角の遅いカーブをうまく当てに行くような格好だね。 診断書
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平岡暁史先生の特効薬 1 平岡先生の抜けから空中姿勢に注目してください。頭の位置は、常にボードから垂直上にあり、軸が安定しておます。 2 スピン系では、目線、上半身をリードし、下半身を導きます。 3 180まで回った時、まるで止まった瞬間があるかのように「ため」を作れるように(写真右)練習しましょう。こうすることで、勢いだけで回るのではなく、安定したスピン技になります。 初心者スピナーさんは、勢いだけで回しがち。だけど、180からしっかりとスピンをコントロールするように心がけよう!ラッキー・メイクでは上達しないよ。 |
このコーナーは毎週金曜日に更新します!
診断されたい患者さんは、ぜひ以下のメール・アドレスまであなたの写真を送ってください。採用された方にはdmkオリジナル・ステッカーも送りますので、住所の記載、忘れずに。
[email protected]
Dr.ビーバーとは?
97-98シーズンからSnowBoarder誌で始まった読者診断コーナー。考案者、及びハウツー執筆を行ったのはdmkフサキ。また編集は一昨年までSnowBoarder誌の編集を行っていたトップエンド(注:現在ユキスキの編集を行っている)。巷で話題になったユニークな病名は、00-01シーズンからトップエンド中嶋氏が担当した。しかし、トップエンドがSnowBoarder誌の編集から離れたため、今季販売しているSnowBoarder誌でなくなってしまった。そんな中、Dr.ビーバー愛好家から復活の声を求められ、ここに復活したのである。