久しぶりの海外のゲストです!
今回のインタビューは、イギリス発のグローブ・ブランド、Transform Gloves代表のトム・キングスノース。
まだ小さいけど、スノーボードに対して熱い気持ちでライダーのためにカッコいいグローブを作るコア・ブランドの創始者。
ブランド立ち上げのきっかけや、今後の展開などをお聞きしました。
Interview by Fusaki Iida
Transform Glovesを始めたきっかけは?
元々、自分はスノーボードが大好きで、もう20年近くやっているんだ。
でも、自分が付けてみたいというグローブがなかったから、作ろうと思ってみたんだ。ブランド立ち上げでは、様々なライダーが協力してくれて、Transform Glovesを広げる活動をしてくれている。
Transform Glovesには、ニック・ビスコンティ、トア・ランドストローム、フレデュ・シルビオなど、スノーボード・シーンを彩るクールなライダーが多いですね。
トムが注目するライダーは?
もちろん、みんな注目しているよ。だけど、とりわけヤバいなと思うのは、ニック・ビスコンティのクリエィティブなスノーボード・スタイル。
そして、ブロケ・リッケンバーグの若いながら、圧倒的なうまさ。
彼のキッカーのランディング・エリアの凸を使った、ダブルバックフリップは世界で多くのスノーボーダーたちに注目されたね。(以下、動画)
そもそもトムがいるイギリスのスノーボード・シーンって、なかなか日本ではあまり聞かないのですが、どんなものですか?
ジェイミー・ニコルズぐらいなら知っているけど(笑)。
確かに彼は国内では圧倒的に有名なライダー。イギリスには、まともなスキー場がないから、ドライ・スロープで彼はうまくなったんだ。
イギリス人は、スノーボードする時には、他のヨーロッパの雪山に行くケースがほとんど。あとロンドンには室内ゲレンデがあるので、そういったところで滑る人もいるけど。
Transform Glovesのようにイギリス発のスノーボードのブランドというと何があるのだろう?
正直かなり少ない。Transform Glovesが一番ビッグじゃないかな。まだ世界的には小さいけど。
うわっ、凄い!
将来的にTransform Glovesをどうやってもっていきたいですか?
もちろん、もっと大きくしたいけど、バカでかくはしたくないね。いつまでもクールな気持ちでいられるように、買ってくれた人が嬉しい気分になれるように。
スノーボーダーたちに愛されるコア・ブランドとしてやっていきたい。
Transform Glovesのセールス・ポイントは?
どこにもないユニークなデザイン。他のグローブとは違った、カッコ良いディテールにもこだわっていきたいね。常に前線で活躍しているライダーたちのティストを発信していきたい。
あと、ぶっちゃげ、これまで防水性など良くなかったから、これからそのへんを必ず改善していく。
さらに来季は、どこにもないユニークなスタイルで、なおかつ機能的なグローブがリリースされるので期待してほしいね。
ところで、今、僕たちはこうしてオーストリアのインスブルックでインタビューして、今、トムもここから毎日、山に通っているわけだけど、そもそもどこがホームなんですか?
難しい質問だな(笑)。
僕は、こうして常にスノーボードをしながら、Transform Glovesの仕事をしているんだ。もちろん、そこにはサポートする仲間がいるからできるんだけど。
スノーボードで生活するのは、自分にとっては大切なこと。そこから、グローブのテストを重ねて、商品開発にも努めている。また、アイデアも生まれているし、ライダーとの交流もある。
だから、今しばらくはオーストリアにいて、またイギリスに戻って仕事したり。まあ、いつもいろいろ世界を飛び回っているんだ。
羨ましい!
ありがとう!
もっと日本人のスノーボーダーにも、Transform Glovesの良さを知ってほしいので、これからも頑張るよ。期待していてね。
Transform Glovesフェイスブック
https://www.facebook.com/pages/Transform-Gloves-Japan/392378854128312
Transform Gloves お問い合わせ先
(株)フィールドゲート
ディーエムケー・グローバル事業部
Tel: 03-5825-8187
e-mail: [email protected]
http://www.transformgloves.com/