いよいよ暑い暑い夏がやって来ます!
この時期は、冷蔵庫ならぬインドア施設に滑りに行くという方も少なくないでしょう。
ひんやりした中で、スノーボードができるというのもオツなもんですね。
でも、夏でもできることは、他にもあります。
それは、家の中でオーリーすること。
部屋の畳や床などが傷まないようにマットを敷いて、その上でオーリーをやるのです。
これをやった人は、冬に入って相当、調子が良くなりますよ!
だけど、オーリーがうまくできない、という人もいるでしょう。
できている人でも、高いレベルでできなかったり。
だいたい、オーリーというのは、なんとなく形になったところで、そこからさらにカッコ良くやるというのは、なかなか難しいもの。
それこそ、永遠のテーマです。
基本レベルの話として、
オーリーがうまくできない理由は、3つあると思います。
1)技術面
オーリーの動きがよくわからなくて、その動きができない
2)体力面
筋力がなくて、テールプレスなどオーリーに必要な動きができない
3)ギア面
板が固くて難しい
時々、女性の方で「オーリーがうまくでな~い!」と言っている方の板を煽ってみると、その板が固くてビックリすることがあります。
「うわあ、これじゃあ、オーリー大変。メッチャ脚力必要だよ。」
と言うと、「店員さんに、カービングがいいって勧められたんだけど。」なんて。
確かに、固い板だと、高速カービングが調子良くなるんだけど、ジブ遊びやオーリー、ノーリーには向かないです。
次に。
筋力がなくて、うまくできないって、意外に多いですよ!
オーリーの練習をすればわかるけど、普通にターンするよりもその使う体力は、何倍にもなります。
それこそ1分もやれば、筋肉がパンパンになったり。ハアハアってバテちゃって。
そう、僕はこの体力という面で、意外に多くの人がうまくトリックができないと考えているのです。
世間には、たくさんのハウツーなどの情報が乱立しているけど、そもそも筋力がなくては、うまくトリックも決められない、
と言っている人は、あまり聞いたことがないのです。
だから、この夏!やってほしいのです。
オーリーの動きに関しては。
つまり最初にテールの方に体重を乗せたテールプレス状態から、
両ヒザを胸に引き付けるようにジャンプする、
という動きは、ビデオや写真などを見れば、一目瞭然!
しかし、その動きを理解したところで、オーリーに必要な脚力がなければ、できないんですよ。
もちろん、脚力がなくても、テクニックや板の性能でもカバーはできます。
だから、乱暴な言い方をすれば、誰でもオーリーができる。
でも、脚力があれば、もっともっとうまくできるんです!
自分は、ずっと現場でレッスンしているので、そのへんはほぼ間違いないところ。
元々脚力があったり、バランス能力があったり、スケートボードをやっていたり、
スノーボードに必要な筋力がある人というのは、どんどんうまくなります。
生まれて初めてスノーボードをやった人に、ターンをすることはもちろん、オーリーしてもらって、
滑った状態で180回してもらうことだって可能です。
だけど、そこで必要なのは、オーリー筋とも言える、オーリーに必要な脚力。
そして、それを鍛えることができるのは、この夏。
そう、いつでもできるんですヨ!
でも、いつでもできると思うと、やらなくなっちゃうので、
今でしょ!
(以下、動画も参考に!)