今日から3日間は、自分が自主的にやっているサッカーキャンプ。題して『I-chon’s Socce Camp』。
子供たちや近所の方など、いーちゃんと呼ばれているので、そういう名称です。
もう、何回やったか、この夏、結構、やってますね。毎日、日記を読んでいる方なら、おわかりだと思います。
ところで、ウィスラーのサッカークラブのコーチをやることになったので、ポジションというものを毎日考えています。
これがひじょうにおもしろい作業で、毎晩、ほぼすべての仕事を終わらせた後、ワインを飲みながらやっています。
監督とは、こんなに楽しい作業なのか、という気持ちにもなりました。
このU11は、8人制なのでゴールキーパー以外、7人でプレイします。
昨年のコーチは、2-3-2でやっていました。
そして、今、いっしょのコーチをしているデュエインは、同じ2-3-2でも、より攻撃的に、真ん中のミッドフィルダーをもっと前に出し、2-1-2-2のようにしよう、と言ってます。
それをきっかけに僕は、いろいろなポジションのことを調べたのですが、よりディフェンシブルに、2-2-3、そして1-3-3などもポピュラーであることを知りました。
15人のメンバーをどのように振り分けるのか、交代はどうやってやるのか、タイミングなど、考えがどんどん深くなっていきます。
そこで、もっとも基本的なことを考えました。
そもそも11人制ではなく、なぜ8人制なのか。
サッカー経験者や子供をサッカーに送っているお父さんなんかは、おわかりでしょう。
そう、それは子供たちによりボールを触ってプレイしてもらうため。
統計も調べたけど、11人制ではなく、8人制にするとよりスリリングにゴールの攻防が増えます。
さらに、そこで大事な基本的なことを考えさせてくれました。
この8人制では、1つのポジションだけの仕事でなく、多くのポジションをやることになると。
例えば、フォワードでもミッドの仕事が増えるし、ディフェンダーでもミッドの仕事が増えたり。
そう、考えると、これまで常識で考えてられていた、2-3-2よりも以下の方が良いのでは?と思いました。
これは、フォワード一人、ミッド一人、ディフェンダー一人で、さらに両方の役割をする4人のプレイヤーがいる、という陣形になります。
例えば、FMRという人。
これはフォワード・ミッドフィルダーというべきポジションで、そこに右(R)という役割を加えています。
子供には、「キミはフォワードとミッドフィルダー、そしてさらに右サイドをやろう。」と要求するものです。
さらに、勝っていて守りのポジションにしたい時には、両サイドを下げるだけで、1-3-3という形にもしやすいです。
一方、よく使われる2-3-2では、1-3-3という守りの形に変更することは難しい。ゲーム中に、1-3-3になれ!と言ったところで変われるものではありません。
さあ、また今夜もこのことで興奮し、なかなか寝付けない一日になりそうです(笑)。
もしかして、今、あなたが僕に送るアドバイスのメールが、さらに僕を寝付かせないかもしれません。
ところで、ウチのボーイは、今日、リフティングが74回までできました。
100回まで行くとマンUセットもらえるは、相当、良いカンフル剤になったようです。