毎年、自分が連載する雑誌ハウツーで
「家でできるオフトレ」という提案があった。
その路線で考えた。
しかし、今まで書いて来たので、モチベーションが上がらない。
自分には、他のアイデアがあった。
それは目線だけにこだわったハウツーだ。
目線は、ターンやエアーを生む、大切な要素の1つ。
だから、「目線で行きたい」という希望をした。
だが編集部からは、やはりオフトレという提案だ。
気軽にできる、というものが良い、と。
どうしようか、考えた。
A 編集部の意向通りオフトレ企画を作る
B 改めて自分の意見「目線企画でいきたいこと」を伝える
C 仕事を断る
Aを選べば、事なきを得る
Bを選んだ時には、説得を成功させなければならない。
Cを選んだ時には、今後の仕事関係に支障もきたすかも。
さあ、自分が選んだのは、どれでしょう?
いろいろ、考えたのだけど、
自分が良い!と思った目線の企画は、PEAKに入れるなどの方向で考えて、
編集部の意向通りにオフトレにした。
そして、覚悟した。
「つまらなくても良い」と。
もう、最初からこの原稿は「つまらない」と読者に宣告しようか、とも考えた。
だけど、その代わり「実践すればためになるよ」ということを伝える。
地味だけど、21年間スノーボードでケガがない、自分のオフトレの秘訣を伝えるのだ。
秘訣というと、凄いことのように思うこと、
ごくごくあたり前のこと。
しかし、改めてしっかりと書けば、
そこには「読者が知らなかったこと」がたくさんあるかもしれないかな、と。
自分では当然と思っていたことが、読者には「そうだったのか!」
と思うことがあるかもしれないし。
今、日記を読んでいるみんなは自分の立場なら、ABCどれを選んだのだろう。
広告