3日前に続き、再びタクミと撮影へ。
先日はウィスラーのパウダーを狙ったので、今日はブラッコムのパウダー狙い。
朝一番でグレーシア・チェアで上がったところまでは良かったけど、Tバーが動いていなかった。狙ったグレーシアのポイントに行けなくて困ったけど、まあTバーのところを登ってみるか、ということになった。Tバーのテクテク歩くアホな奴は他にはいないだろう、と思っていたら前にスキーヤーが一人。後からもスキーヤーが上がって来て、さらにスノーボーダーもいた。よくみると、みんな登りやすいギアを揃えていて、スキーヤーの場合には板の裏にザラザラのやつをつけたり、スノーボーダーはスノーシューを履いていた。まともに登ったのは、オレとタクミだけ。空気がやたらに薄くて息がすぐに切れたけど、なんとか最初のスキーヤーの後2番手で登った。そこからは、ウィンドリップがあるグレーシアに行く。途中トラバースするところが、ずいぶん狭くて左斜面は急降下しているし、ちょっと怖かった。
そしてなんとか撮影ポイントに来て、パウダー・ターンをいくつか。思ったよりも雪が重くて、難しかった。タクミが一度ハイクすると疲れた様子なので、その間に自分が上がって、2度ほどタクミにとってもらった。
写真を見てもらえばわかるように手が上がり過ぎているのだけど、これは昨日、クレイグ・ケリーの映画を見た影響。気分は完全にクレイグ!
バックサイド後半で抜重する時には両手をドバッと上げてスプレー。だけど、クレイグと違って、バックサイドでのため(スイング・スポーツで言う左側の壁のこと)が弱いために、もう1つカッコ悪い。しっかりと踏み込んで左側に壁を作った上で、両手を上げてドバッと開放、と同時にボードの良いポジションに乗らないと成立しない。もっと練習しないと。
ブラッコムからの帰り道、ちょっとしたところでパウダーを発見!考えてみたら、そこはルーブと昨年撮影したところだ。ここがメチャクチャ簡単にアクセスできるのだけど、かなり良い写真が撮れる、ということを改めて発見。あれだけ苦労した撮影ポイントよりも、手軽なところに良いところってあるもんだね、とつくづく勉強した一日。だけど、あそこで努力したから、神様が良い時間帯にちょうど太陽が逆行に来るように仕組んでくれたのだと思う。
フサキ
タクミ
雲海
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