2012年度 ベスト・オブ・ザ・無料スノーボード・ビデオ!

広告 five  

今やスノーボードのビデオは、無料で見る時代!?
スノーボード・ファンにとっては、嬉しい無料スノーボード動画。今年もたくさんの動画をアップして来ました。
そこで、2012年度のチャンピオンを決めましょう!

フサキ:さあ、みなさん、笑っても泣いても今年は今日で終わります。
そこで、恒例のベスト・オブ・ザ・無料スノーボード・ビデオ!をお届けします。
司会は、私、DMK代表のフサキ。そして、ここ最近、DMKからアップする動画の編集をしているマックマクに特別審査員に迎えてお届けします。
マックマクよろしく!

広告

マックマク:というか、フサキさん、恒例とか言って、この企画、初めてじゃないですか?

F:まあ、固いことは抜きにして、DMKではこれまでもビデオの批評企画は行なっていますから。
まずは、今年、どんな無料動画がリリースされたのか、上半期の無料動画から紹介していきましょう。

上半期ノミネート作品(1月~6月)

F:各月ごとに印象に残った作品を紹介していきます。
1月のノミネート作品は、ジブ界に現れた新シンデレラ・ガールのレチーダ!

F:この子、ジブの実力はもちろん凄いけど、ルックスも良いよね?
M:メッチャカワイイですね。しかも、うまい!フロントインして斜めに設置されているボックス抜いていきますから。

F:これまでメッチャうまいけど、ルックスがイケてないジバーっていたから、この子には期待するね。
M:フサキさん、それJKへの当て付けですか?

F:バカ野朗、もちろんキムラちゃんだって彼女なりに魅力的だと思うよ。昔、女子プロでジャッキー佐藤と戦ったモンスター・リッパーに似ているし。
M:それって、全然褒めていないですよ。しかも、おもいっきり名前、言っちゃっているし。まあ、いいや、次、行きましょう。

F:それでは、2月の作品行ってみましょう!

F: 出ました!ライオン・キング。
まさに王者のパイプ・ライディングですね。

M: やっぱりこの細パン、イケてない!
高さやスムーズさなどライディングに関しては、文句ないけど、最後のダブルコーク1260は、賛否両論でしょう。手を付いてますから。

F:でもパイプは本当凄いよね。
M: はい、パイプは!ショーンのスロープのライディング・スタイルは好きじゃないけど。

F: まっ、次行くよ!

 

http://espn.go.com/video/clip?id=espn:7603850

F: X Games Real Snow Backcountryの初代王者となったニコラス・ミューラーの作品です。
このX-Gamesの企画のために作られた動画で、短い撮影期間にも関わらず、これだけでの映像を残せるというのは、まさにニコラスがプロフェッショナルであることの証明だと思います。

M:やっぱりニコラス凄いな。板捌きうんぬんじゃないんですよね。空中でのしなやかさが、なんかネコちゃんです。
地形の使い方が抜群にうまくて、当てれるものはすべて当てる。

F:さあ、次はあの業界席巻した特大イベントの登場です!

F: スノーボード・コンペティション史上、最強で最高峰と言われるRed Bull Supernaturalの模様が全米3大ネットワークのNBCで放送されました。
この動画は、そのテレビ番組そのままが公開されたものです。

M:残念ながら、優勝はトラビス・ライスに譲りましたが、僕個人としてはニコラス・ミューラーが一番良かったです。
あと、ゴツゴツしたジョン・ジャクソンの滑りも良かった。

F: 次は、最近、移籍話で大きな話題を投げかけてくれた國母和宏が登場です!

 
F:巨大キッカーやヒップもやたらにデカくてスタイリッシュで凄いけど、バックカントリーでもカズの良さが出ていましたね。
この作品が、バートンとの別れ作品となったけど、ここでさらに世界のカズという印象を与えたと思います。
 
M:最後のジャパンからのバックワンがヤバいですね~。
キッカーのスピンもやたらにスタイリッシュだけど、このバックワンが一番好きで、カナダの仲間もこのカズのライディングを高く評価していました。F:まさにジャパンから飛び出した世界のカズですね。
いよいよ上半期、最後のノミネート作品です。

 

 
 
 
F: スノーボード最高峰エクストリマーのザビエ・デラルをフューチャーしたタイムラインの最終回。
ぶっちゃげ、この最終回はお気に入りでないですが、この冬、凄い作品をリリースし続けて来たくれたことに感謝してノミネート。
というか、この6月はサマーキャンプの動画や、BurtonのStanding Sidewaysからの作品もあったのですが、強烈な一撃ななかったということもあり決め難かったです。M:このザビエってのはヤバいですね。ターンをミスったら命取りってところを滑っていますから。ウィスラーにもこういうところありますが、僕は行きたくないですね。

 

F: オレも。おじいちゃんになってもスノーボードしたいので。エコノミー・クラスを希望します!(笑
さあ、これで上半期の動画のノミネートが終わりましたが、いろいろありましたね。
先のザビエのシリーズに加えて、エーロ・エッタラとヘイキ・ソーサのウェブ・エピソード『COOKING WITH GAS』も世界の業界で大きな評価を受けました。このシリーズ大好きでした。
あとはBurton作品『Standing Sideways』に加えて、CapitaのDefenders of Awesomeも良かったですね。こうしたメーカーのチーム作品は、秋にDVDリリースして、冬に入ると徐々に無料公開するという流れがありました。
DOGGY笠原啓二郎の動画、WOWは海外作品にないおもしろさを感じました。毎回、笑わしてくれたし、その奇才ぶりには感服です。
マックマクの上半期の感想は?
M:やはりレッドブルのコンペティション『Red Bull Supernatural』は、おもしろかったですね。
バックカントリーでフリースタイル系の大会という新しい試みでした。
 
F:その結果、レジェンドから新鋭スターまで一同に揃ったというところでも画期的!M:あと、自分なんかのように長いDVD作品を最後まで見れずに寝てしまう者としは、いいとこ取りの2、3分の動画が見れるのは良かったですね。
F:そう、今や完全にそうした流れが来ていて、みんなと忙しいんだか、ショート動画を好んでいるんだろうね。しかも無料だし。

 

ところでDMKでは、有名なライダーだけでなく、犬やカラスがスノボするという動画も紹介して来ました。
そこで、ここでは番外編として、スノボする動物でも、もっともおもしろかったスノボするねずみの動画を紹介しましょう。
 

下半期ノミネート作品(7月~8月)
 
F: さあ、いよいよ下半期のノミネート作品を紹介します!
 
 
 
 
F:7月はCOCやハイカスケードから、ガンガンおもしろい動画がリリースされた月です。また、世界を驚愕させた!石田貴博のトリプルバックフリップもありました。だけど、ここは素直にJibberishで行きました。M:フサキさん的には、シモンを推したいだろうけど、やはりJPの最後の450インは凄い。目新しいトリックじゃないけど、ストリートだし、しかもレジェンドが今なお健在という意味も。

 

F:そうだね。シモンのスタイルもカッコいいけど、この月はJPのこの動画に軍配が上がったね。まさにリスペクトって感じの動画でした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

F: ストリート・ジバーの役者が揃ったDEJA VU!
出演ライダーは、LNP、ルイ・パラディス、 ウィル・ラヴィーン、ニック・サーブなど、今をときめきスターが勢揃い。
凄いアーバン・ジビング作品。かなり危険なことをやってますよ。
M: 凄過ぎますね。アイデアも凄いし、それを実現させるテクニックも凄い。凄いことをオシャレに決めちゃう。

F:次は激戦となった9月ノミネート作品です。


EERO ETTALA FULL PART 2012 from Eero Ettala on Vimeo.

F: このムービー大好きです!このエーロのアーバンジビングから、バックカントリー、そして大会まで抑えた幅広く見せるスタイルは、本当、偉い!!
9月には、同じクルーの作品、ヘイキ・ソーサのベスト版。さらに極上のアーバン・ジビングを見せるジェド・アンダーソンのムービー『In Full』も公開されました!
このへんの作品を無料動画で見せられると、じゃあ、わざわざDVDで売るような作品は、どこまで覚悟できているのか、って考えてしまいますね。
M: 凄いですね、エーロ。(警察の違反の)切符をどれだけ、もらってんだ、って。

F:ワンフットのビル超えとか、最後のダブルバックフリップもヤバい。
M: これを言葉にするってのも難しいですね。ともかく、凄いです。

F: 正直、10月ほど選考ノミネートが難しい月はありませんでした。
ショーン・ホワイトが決めた!ダブル・アーリーウープ・ロデオ、セバスチャン・トータントの2012ハイライト、ホルダー・ヘルガソンのムービー、Sexual Snowboarding。さらに、1993年に公開されたスノーボード・ビデオの王者の魂とも言える、ROADKILLが公開された月だったんですね。
この戦国動画時代となった10月で一番良かったのは、Nitroチーム・ムービーです。


Hyped! FREE snowboard video by Nitro Snowboards from Nitro Snowboards on Vimeo.

F:この作品は、ウィスラーにいるプロ連中、みんなヤバいって騒いでいました。
これでナイトロの株上がったね。

M:良いですけど、長いっすね。
まっ、どっかのカンパニーもやっているけど、これだけのものフリーで公開しちゃうんですか!って気分です。

F:次も激戦となった11月のノミネート作品!


DC Snowboarding Presents: “Must Be Nice” – Torstein Horgmo Full Part from Snowboarder Magazine on Vimeo.

F:ジブからパーク、シチュエーションも含めてあらゆるものを見せてくれているね。
また、最後のトリプルコーク回ってのバックカン着地も衝撃的!

M: 僕、個人としてはトリプルって魅力的でないですね。確かにこのバラエティ感は、この月で一番だったかもしれないけど、僕は『YES. Tadashi Global Assault』が、布施忠のスノーボーディングのカッコ良さが出ていて好きです。

F: それでは、特別に忠の作品もお見せしましょう。
この日本での極上のパウダーは、まさに世界がビックリの驚愕パウダー。忠のフリーランのうまさが光る作品です。


YES. Tadashi Global Assault from YES. Snowboard TV on Vimeo.

さあ、ラスト12月です!


Stepchild team edit 2012 from Stepchild Snowboards on Vimeo.

F: ストリート・ジビングのカッコ良さと凄さを見せてくれる作品です。
天才、ショーン・ジョンソンらしく、名前にこだわらず若手を積極的に大トリなどの重要パートに起用しています。

M: ジブのスキルは高いけど、映像作品としては印象薄いかなあ。
F: そうだね。なんだか、以前はいろんなのいたけど、気づいたジブ集団になっちゃったね。それ、オンリーってうーん、どうなんだろう。

それでは、いよいよ今年度の最も優れた動画を決めたいと思いますが、その前に、最も酷かった、史上最悪なスノーボード・ムービーも、ここで改めて紹介しましょう。
これまで最悪のスノーボード・ムービーと言えば、90年前後にショーン・ジョンソンとショーン・カーンズが作ったウィスキーがあり有名ですが、今回受賞した作品は、ずいぶんと違った方向に脱線してしまいました。チ○コに、ウ○コ、ゲロやケツなど・・・、まあ、見ない方が良いと思います。


A2M Full Movie from Barf bags on Vimeo.

F: ここで、さらに18禁動画も紹介しましょう。
DMKでは、ビキニでスノーボードする女の子など、グラビア路線もちょこっと紹介して来ました。
しかし、これは強烈でした。

M: 爆弾です(笑)。


Nude Boarding from Andrew Redozubov on Vimeo.

F: さあ、盛り上がって来たところで、いよいよ2012年度の最優秀作品を決めましょう。
M: そうっすね。

F: だけど、その前にもう一言だけ言わせて。
というのも、ここで紹介し切れなかった素晴らしい作品、おもしろい作品もたくさんあったんです。
楽しい実験企画を見せてくれたSignal ETT 、いつも新しいムーブメントを見せてくれたパーク・ムービーのI RIDE PARK CITYと、Sunday In The Park。
そして、カイル・マックなどのキッズ・ボーダーたち。本当に、DMKニュースの動画コンテンツを盛り上げてくれて、感謝です。
他にも紹介し切れない、優れた作品がありました。

さあ、栄えある勝者は!

M:どれだろう??

F:来春早々の元旦ニュースでご紹介します!
M: マジっすか。
F: マジだよ。

DMKは、来年一年間も休みなく更新して行きますので、みなさん来年もよろしくお願いします。
それでは、良いお年を!

 

 

 

 

広告