
スノーボード業界最大手であるBurton SnowboardsのCEO、John Lacyが2026年6月をもって退任することが明らかになった。
このニュースは業界メディアShop Eat Surf Outdoorによって報じられている。
https://shop-eat-surf-outdoor.com/news/burton-ceo-john-lacy-to-exit/618323
レイシーは約29年にわたり同社に在籍。1997年にカスタマーサービスの電話対応としてキャリアをスタートし、その後プロダクト開発やグローバルセールスなど、ほぼすべての部門を経験。2015年に社長、2018年にはDonna Carpenterとの共同CEOに就任し、2020年からは単独CEOとして同社を率いてきた。
CEO就任のタイミングは、創業者であるJake Burton Carpenterの死去直後という難しい時期だった。さらに直後にはCOVID-19のパンデミックやサプライチェーンの混乱が重なり、業界全体が大きく揺れる中での舵取りを担うこととなった。
在任中はデジタル戦略の強化やグローバル展開の拡大、とくに中国市場での成長を推進。また、競合他社とも対話を重ねながら業界全体の発展を重視する姿勢でも知られている。
今回の退任について、同社は「双方合意のもと、次のステージへ進むタイミング」と説明しており、詳細な理由は明かされていない。なお、レイシーは6月末まで在籍し、引き継ぎを行う予定で、後任は現時点で発表されていない。
後任が未定である点も含め、今後の経営体制やブランドの方向性にどのような変化が生まれるのか注目される。
カスタマーサービスからCEOへと昇りつめた、いわゆる“叩き上げ”のキャリア。その29年の歩みは、バートンの一時代を象徴するものだったと言えるだろう。

