
フリーライディング最高峰の舞台として注目を集めるNatural Selection Tour。その2026年大会の裏側を収めたのが、ゾーイ・サドウスキー・シノットによるVlogだ。
舞台はカナダ・レベルストーク。世界トップクラスのライダーたちが集結するこのイベントの“裏側”には、コンテスト映像だけでは見えないリアルな空気が広がっている。
映像には、マーク・マクモリス、角野友基、ストーレ・サンドベック、エリーナ・ハイト、スペンサー・オブライアンといったトップライダーたちが登場。競技中の緊張感とは対照的に、リラックスした雰囲気の中で交わされる会話やジョークが印象的だ。
「コーヒーがないと始まらない」といった何気ない一言から、ハグやハイタッチといったコミュニケーションまで、このツアー特有の“仲間感”が随所に感じられる。勝負の場でありながら、どこか温かい空気が流れているのもこのイベントの魅力のひとつだ。
ゾーイが語る大会での戦略は非常にシンプルだ。「まずは1本決めてファイナルへ進む。そして自分の得意なトリックを出す」。しかし、自然地形を使ったこのコンテストでは、そのシンプルな戦略を実行する難しさが際立つ。スピード、ライン取り、そして瞬時の判断力が求められる中での1本には、大きな価値がある。
そして映像のハイライトは、やはりゾーイのライディング。コースをほぼ一直線に駆け抜けるスピードと、ダブルバック10を含むビッグトリック。実況でも「これまでで最速」と評されるほどのランは、まさに圧巻の一言だ。男女の枠を超えたレベルの滑りがここにある。
さらに印象的なのは、次世代の存在。バンクーバーアイランド出身の9歳のキッズライダーも登場し、トップライダーたちと同じフィールドに立つ姿が描かれている。このシーンは、ナチュラルセレクションが未来へとつながっていることを象徴している。
ナチュラルセレクションツアーは、単なるコンテストではない。自然と向き合うライディング、ライダー同士の強い絆、そしてカルチャーとしての広がり。そのすべてが詰まった特別な舞台だ。
トップライダーの素顔と極限のライディング、その両方を感じられる今回のVlog。コンテスト映像だけでは見えない“リアルなスノーボード”を、ぜひチェックしてほしい。
Filmed and Edited by Russel Chai @russellchai3644
Additional filming Olivia Kelly

