
3月末、スイス・LAAXでSnow League初シーズンのファイナルが開催された。晴天と雪の舞う3日間、48名のフリースキー・スノーボード選手たちが集結し、フェスティバルのような会場は歓声と音楽に包まれた。創設者で三度のオリンピック金メダリスト、ショーン・ホワイトは「LAAXのハーフパイプは世界一。ここでシーズンを締めくくるのは自然な選択だ」と語り、イベントは熱気と期待感で満ちていた。
まず1つ目の理由は、平野海祝の空高く舞うジャンプ。Jeep Biggest Airで7.72メートルの史上最高記録のビッグエアを決め、観客はその瞬間、息をのんだ。技の美しさだけでなく、ハーフパイプの頂点から舞い降りる圧倒的な高さは、まさに圧巻であった。

2つ目は、アイリーン・グーの優雅な技の融合。ナイトイベントでのフリースキー優勝に加え、Halfpipe初代王者の座も獲得した。夜空を背景に、難易度の高い技を滑らかにこなす姿は、観る者の視線を釘付けにした。

3つ目は、未来を予感させる14歳パティ・ジョウの飛躍。Cab 720で3.96メートルのジャンプを決め、Biggest Airを制した。その笑顔と自由な滑りは、次世代のスノーボードスター誕生の瞬間を象徴していた。

そして4つ目は、ショーン・ホワイト自身の歓喜である。ミニパイプに子どもたちやかつての仲間とともに滑り込み、観客に笑顔と熱狂を届けた。伝説のアスリートが目の前で楽しむ姿は、イベント全体に生きた感動を与えた。

このファイナルで、日本勢の快挙も忘れてはならない。冨田せなと戸塚優斗は初代Snow League世界王者に輝き、清水さらと山 琉聖はLAAXイベント優勝を果たした。欧州勢ではケラルト・カステレット(ESP)とヤン・シェラー(SUI)が準々決勝まで進出したにとどまった。総額2.2百万ドルの賞金は、世界のトップアスリートたちに贈られた。

LAAXでの熱戦の興奮は、4月6日Eurosport 1で放送される。スノーボードは20:00 CET、フリースキーは21:00 CETより、シーズン最後の熱狂を振り返ることができる。公式サイトやメディアキットでは、写真や動画、結果の詳細も入手可能である。
【The Snow League とは】
2024年6月に発足した、スノーボードとフリースキーに特化した初のプロ・ウィンタースポーツリーグ。
設立者は、オリンピック金メダル3度のショーン・ホワイト。
シーズン1は、世界4大会で構成され、賞金総額は160万ドル(約2億3,000万円)。選手たちは各大会でポイントを獲得し、シーズン総合王者を競います。
開幕戦は米コロラド州アスペン・スノーマス(2025年3月)、第2戦は北京五輪会場でもある中国・雲頂スキー場(2025年12月)で開催。第3戦は再びアスペン(2026年2月)、最終戦はスイス・ラークス(2026年3月)で行われ、初代Snow League世界チャンピオンが決定します。
メディア権や商業パートナー戦略はRange Sportsが担当。
The Snow League公式サイト
https://thesnowleague.com

