スイスのスキー場でゴンドラ落下事故 単独乗車の女性が死亡、原因は調査中

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スイスの人気スキーリゾートで、運行中のゴンドラが落下するという衝撃的な事故が発生した。乗車していた女性1名が死亡。世界でも安全性の高さで知られるスイスのリフトシステムにおいて、極めて異例の事故として注目が集まっている。

2026年3月18日、スイス中部の山岳リゾートであるエンゲルベルクにて、運行中のゴンドラがケーブルから外れ、地面へ落下する事故が発生した。

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エンゲルベルクはスイス中部に位置する山岳リゾートで、超メジャーな観光地ではないものの、“知る人ぞ知るトップクラス”のポジションにあるスキー場だ。特にコアなスキーヤーやスノーボーダーの間では世界的にも評価が高く、フリーライド志向のライダーから支持を集めている。

落下したのは複数あるキャビンのうちの1基のみで、当時そのゴンドラには61歳の女性1人が乗車していた。ゴンドラは落下後、雪の斜面を転がり落ち、女性はその後死亡が確認された。

ゴンドラは通常、複数人が乗車可能な設備だが、このキャビンには単独での乗車だったとされている。

事故当時、現地は強風に見舞われ、他のリフトが運休するほどのコンディションだった。このため、強風が事故原因の一つとして指摘されているが、現時点で正式な原因は明らかになっておらず、当局による調査が続いている。現地報道によると、当日は約80 km/hの強風で、台風並みの強さだった。

通常、ツリーラインより低い位置のゴンドラであればこの程度の風でも運行されることがあるが、高所の山岳地帯にある欧州スキー場では、このレベルの強風ではゴンドラは運行すべきではないとされている。


なお、同じ路線で運行していた他のゴンドラはすべて停止され、乗客は安全に避難した。

スイスは世界的にもリフト・ゴンドラの安全基準が非常に高いことで知られており、今回のように運行中のキャビンが落下する事故は極めて稀なケースとされる。それだけに、この事故は現地のみならず、世界のスノースポーツ関係者にも大きな衝撃を与えている。

■関連リンク

・エンゲルベルク スキーリゾート公式
https://www.titlis.ch/en

・ティトリス山(エリア情報・リフト情報)
https://www.titlis.ch/en/mountain

・Reuters(事故報道)
https://www.reuters.com/world/europe/swiss-ski-resort-gondola-crash-2026-03-18/

・Swissinfo(事故詳細)
https://www.swissinfo.ch/eng/swiss-ski-resort-gondola-accident-2026/

・欧州委員会(ケーブルウェイ安全規則)
https://single-market-economy.ec.europa.eu/sectors/mechanical-engineering/cableways_en

・国際ロープウェイ協会(安全・技術ガイドライン)
https://www.oitaf.org

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