
2026年2月15日、ミラノ・コルティナオリンピックのスノーボードクロス混合チームで、イギリスが歴史的な金メダルを獲得した。シャーロット・バンクスとヒュー・ナイチンゲールのペアが、オリンピック雪上競技でイギリス初のタイトルを手にした瞬間である。
ナイチンゲールは男子第1走でわずか0.14秒差の2位につけたが、リーア・カスタ(フランス)のスタート後、バンクスが内側から抜け出し、そのリードを最後まで守り切った。
銀メダルはイタリア・チーム(ロレンツォ・ソマリーヴァ&ミケーラ・モイオリ)が獲得。個人女子銅メダリストのモイオリは、0.66秒の遅れを取り戻してフランス2チームを追い抜いた。フランス・チーム(カスタ&ローン・ボッツォロ)が銅メダル、オーストラリア1チームが4位に入った。
「今日のライディングには満足している。一週間悩んでいた感覚を取り戻し、スピードを活かせた。カービングやドラフティングをうまく使い、正しい選択をした結果が出た」
— シャーロット・バンクス(イギリス)
ナイチンゲールも「みんなレベルが高く、とても楽しめるレースだった」とコメント。二人はこの金メダルで、2023年に獲得した世界タイトルに続き、オリンピックでも頂点に立った。
一方、日本チームは今回の混合チーム戦には出場せず、決勝進出の舞台には立たなかった。
セミファイナルとスモールファイナルの激戦
セミファイナルではイギリス1チームとオーストラリア1チームが勝ち上がり、カナダ1(エリオット・グロンディン)やオーストリア1(ヤコブ・デューセク)、前回覇者ニック・バウムガルトナー(アメリカ)や女子銀メダリストエヴァ・アダムチコヴァ(チェコ)も敗退した。
スモールファイナルではフランス1チームが5位となり、スイス1、ドイツ1、オーストラリア2がそれに続いた。
ビッグファイナル
ビッグファイナルでは、ボッツォロ(フランス)がスタートを決め一時的にリードしたが、バンクスが内側から抜け出して歴史的な勝利を決めた。イタリア1チームは銀メダル、オーストラリア1は最大ペナルティ4.16秒を受け4位に終わった。
ミケーラ・モイオリは個人・チーム合わせて銀と銅を獲得し、トレーニング中の大クラッシュを乗り越えた強靭なメンタルを見せた。
「ロレンツォは素晴らしい仕事をしてくれた。二つ目のオリンピックメダルをイタリアで獲得できて、本当に嬉しい」
— ミケーラ・モイオリ(イタリア)
ボッツォロも「過去の怪我を思い返すと、このメダルをリーアと共有できて感謝しかない。次のオリンピックではさらに多くのメダルを目指したい」と語った。
スノーボード競技 メダル状況(2026年2月15日現在)
| 順位 | 国名 | 🥇 金 | 🥈 銀 | 🥉 銅 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 日本 | 3 | 1 | 2 | 6 |
| 2 | オーストリア | 2 | 1 | 1 | 4 |
| 3 | 韓国 | 1 | 1 | 1 | 3 |
| 4 | イギリス | 1 | 0 | 0 | 1 |
| 5 | オーストラリア | 1 | 0 | 0 | 1 |
| 6 | チェコ | 1 | 1 | 0 | 2 |
| 7 | イタリア | 0 | 1 | 3 | 4 |
| 8 | アメリカ | 0 | 1 | 0 | 1 |
| 8 | カナダ | 0 | 1 | 0 | 1 |
| 8 | ニュージーランド | 0 | 1 | 0 | 1 |
| 11 | フランス | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 11 | 中国 | 0 | 0 | 1 | 1 |
| 11 | ブルガリア | 0 | 0 | 1 | 1 |

