
スノーボードのワールドカップ(W杯)スロープスタイル第2戦が、2026年1月16日にスイス・ラークスで行われ、男子予選が実施された。日本勢では長谷川帝勝と木俣椋真がともに決勝進出を決め、これにより2人は全日本スキー連盟(SAJ)の派遣推薦基準を満たし、初の五輪代表入りを確実なものとした。
ヒート1:長谷川帝勝が安定した滑りで決勝へ
ヒート1には世界トップレベルのライダーが集結。その中で長谷川帝勝はラン1で74.00点を記録し、6位で18日に行われる決勝進出を決めた。
このヒートでは、今季好調を維持するスー・イーミン(中国)が高得点をマークして首位通過。欧米勢も完成度の高い演技を披露する中、長谷川は堅実な構成と安定感のある滑りで上位に食い込み、確実に結果を残した。
2023年ビッグエア世界王者の長谷川は、この結果により全日本スキー連盟(SAJ)が定める派遣推薦基準をクリア。決勝の結果を待たずして、初の五輪代表入りを確実なものとした。
ヒート2:木俣椋真が2位通過、木村葵来も決勝進出
ヒート2では、日本勢が存在感を発揮した。木俣椋真はラン2で90.50点の高得点をマークし、2位で予選を通過。高難度トリックをまとめ切る完成度の高さが光った。
さらに木村葵来も87.00点で3位に入り、決勝進出を決定。日本人2選手がそろって上位通過を果たした。
このヒートでは、オイヴィンド・キルクフス(ノルウェー)が90点台後半のスコアで首位通過。強豪がひしめく中で、木俣は堂々の滑りを披露した。木俣は2025年ビッグエア世界王者であり、長谷川と並ぶ“世界王者コンビ”として、今回そろって初の五輪代表入りを確実にした。
日本男子は残り枠争いへ
日本男子の五輪出場枠は4。すでに昨年12月の時点で2選手が代表入りを確実にしており、今大会の結果により、長谷川帝勝と木俣椋真の2人が新たにその座をつかんだ。
残る決勝ではメダル争いとともに、日本勢が世界のトップライダー相手にどのような存在感を示すのかが注目される。決勝は18日に行われる予定だ。
一方、初の五輪出場を目指しラストチャンスに賭けていた宮村優斗は、予選を全体31位で終え、惜しくも敗退となった。

