日本代表の滑りを30年支えてきた「ガリウム」。

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そのワックス開発の現場は、想像以上に泥臭く、そしてロマンがあった。

「ワックスで、そんなに変わるの?」
多くのスノーボーダーが一度は思ったことがあるはずだ。

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今回紹介するのは、仙台放送のニュース動画
『スキーやスノーボードの日本代表を支える「ワックス」の企業』
そこに映っているのは、1998年・長野五輪以降、すべての冬季オリンピックで日本代表を足元から支えてきた国産ワックスブランド〈ガリウム〉の開発現場だ。

コンマ1秒を削る世界で、ワックスは“武器”になる

ガリウムのワックスは、単に「滑る」ためのものではない。
気温、雪温、湿度、雪の水分量、汚れ──
自然条件が刻一刻と変わる雪上で、いかに安定してスピードと操作性を両立させるか
そのために、50種類以上の原料を組み合わせ、年間100以上の試作品を生み出しているという。

実際に商品化されるのは、多くても年に1〜2種類
この数字だけでも、どれだけシビアな世界かが伝わってくる。

「タイムが速い」だけではダメ

印象的なのは、開発担当者の言葉だ。

タイムは速いけど、板の感覚が良くないものもある
逆に、タイムは出ないけど感覚がすごく良いものもある

スノーボーダーなら、この感覚はきっと分かるはずだ。
ただ走るだけじゃなく、エッジの入り方、板の抜け、ターン中の違和感のなさ
ガリウムのワックス開発は、数字だけでなく「乗り味」まで含めて評価されている。

社員全員が“滑れる人間”

ガリウムの強みは、開発者自身がスキー・スノーボード経験者であること。
机上の理論ではなく、自分で滑り、違いを感じ、また改良する
岩手・八幡平など全国各地で年間50回以上行われる雪上テストは、まさに現場主義そのものだ。

トップ選手が信頼する理由

どの選手が使っているのかは、戦略上明かされない。
それでも、オリンピックの舞台で日本代表が結果を残し続けてきた事実が、
このワックスの信頼性を何よりも物語っている。

ワックスは、競技者だけのものじゃない

この動画を見て感じるのは、
「トップレベルの話」では終わらないということ。

滑り出しの軽さ
春雪での失速の少なさ
トリック前後の抜けの良さ

それらはすべて、一般のスノーボーダーにとっても確実に“体感できる差”だ。

自分の板が、なぜ今日はよく走るのか。
その答えの一端が、この動画には詰まっている。

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