
CAPiTAの最新チームムービー『Float』がシアトルのEvoで公開された週末、その場がさらに熱を帯びた。ベニー・ミラム、オースティン・ヴィジンテイナー(Vizz)、マイルズ・ファロンという、シーン屈指のスタイリッシュな3人が一挙にプロチーム入りを発表したのだ。
■ プロモデル発表で会場は歓喜に包まれる
プレミアでは、3人それぞれにプロモデルのボードがサプライズ発表された。
- Benny Milam:154cm DOA。テールに描かれた“ボクシンググローブをはめた爆弾”のイラストがミラムらしい攻めの姿勢を象徴する。
- Austin “Vizz” Visintainer:154cm Dark Horse。自身がかつて乗っていたマツダ3のスケッチがグラフィックに採用され、個性が光る一枚。
- Miles Fallon:158cm Navigator。アーサー・ロンゴによるカスタムアートワークが施され、独特の世界観をまとった仕上がり。
これら3モデルは限定生産で、今季から全国のショップで発売予定。ファンなら見逃せないラインナップとなった。
■ CAPiTAに根ざした3人、それぞれの歩み
今回プロへ昇格した3人は、すでにCAPiTAファミリーとして長い時間をともにしてきた存在でもある。
ミラムは、超テクニカルなトリックを確実にメイクする実力派。2025年のRed Bull Heavy Metalで優勝し、その名をさらに強固なものにした。
Vizzは2023年の『Paper Tiger』で初ビデオパートながらオープニングを担当。翌年はThirtyTwoの『Bonecrusher』でもオープナーを獲得しており、新世代の台頭を象徴するライダーだ。
ファロンは12歳の頃、故郷ニュージャージーで滑っていた時代からCAPiTAとともに成長してきた生え抜き。現在24歳となり、そのキャリアがプロ昇格という大きな節目を迎えた。
CAPiTAはInstagramでVizzについて
「ストリートからバックカントリーまで、仕事人のような安定感と精密なライディングで評価を築いてきた。もはや“ダークホース”ではない」
とコメントしている。
■ 同時期にミア・ブルックスもプロ入り
さらに数日前には、18歳のミア・ブルックスもプロチームへ昇格。2026年ミラノ=コルティナ五輪を控える彼女は、X Games銅メダル、クリスタルグローブ2冠と絶好調のシーズンを送っており、次世代の主役として期待が高まる。
■ CAPiTA新時代の幕開け
今回の3名のプロ昇格は、CAPiTAの“次の10年”を象徴するかのような発表だ。
創造性とスタイルを武器に進化を続けるブランドにとって、この3人の存在はさらなる強さをもたらすだろう。
2025年、CAPiTAはまた新たな物語を動かし始めた。

