IKON軍が日本進出宣言!志賀高原、蔵王温泉、妙高杉ノ原、富良野他が滑走可能に

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冬のスキーシーズンが近づくなか、世界中のスキーヤー、スノーボーダーに衝撃のニュースが届いた。北米を代表するマルチリゾートパス、「Ikon Pass(アイコンパス)」がついに日本、さらに中国と韓国への大規模拡張を発表したのだ。ライバル、「Epic Pass(エピックパス)」に先駆けするような衝撃的なアジア戦略が発表された。

目次

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Ikon Pass、日本の主要スキー場に大規模拡張

これまでIkon Passで滑れる日本のスキー場は、北海道のニセコユナイテッドと新潟県のアライマウンテンリゾートの2か所だけだったが、2025-26シーズンからは志賀高原、蔵王温泉、妙高杉ノ原、富良野、ネコママウンテン、安比高原、Mt. Tといった日本を代表するゲレンデも仲間入り。つまり、日本のスキーリゾート界に「IKON軍」が一気に増強されたといえる。さらにアジアの新戦場には、中国の雲頂スノーパーク、韓国のモナ・ヨンピョンも加わる。これでアジア全体で11のリゾートがIkon Passで滑走可能となる。

Ikon Passは北米でも「高級・本格派リゾート」が中心だ。アスペンやジャクソンホール、マンモスマウンテンといった名だたる山岳リゾートが揃い、真のスノーボード・スキー体験を求める者たちに支持されている。一方のライバル、Epic Passは、ウィスラーブラッコムやベイル、ブリッケンリッジなど巨大リゾートのラインナップが強みで、ファミリーや幅広い層に人気。日本国内ではEpicはまだルスツと白馬エリアに限られたパートナーリゾートしかないが、Ikonは志賀高原や妙高杉ノ原など、日本を代表するゲレンデが次々とIKON軍に加入した格好だ。

パスの種類も明快だ。フルのIkon Passなら各リゾート7日間、制限なしで滑走可能。より手軽なIkon Base Passでも5日間アクセスでき、志賀高原の長距離コースや妙高杉ノ原のパウダーを存分に味わえる。

IkonとEpicは、北米だけでなくアジアでも熾烈なライバル戦を展開していくことになった。
これまでEpic Passがあるから、日本の白馬、ルスツを訪れていた人も、これからは日本の新たな魅力的なスキー場に行くためにIkon Passを選ぶケースも増えて来そうだ。
今回のIkonの戦略は、日本を本気で狙いにいった「Ikon軍の日本進出宣言!」と言っても過言ではない。

今回のニュースは、単なる新リゾートの追加に留まらない。日本のスキー・スノーボード文化が世界のマルチパス戦略の一翼を担う瞬間でもある。志賀高原や蔵王温泉、妙高杉ノ原、富良野などの名門ゲレンデがIkon軍に加わったことで、国内のパス選びは一気に国際化の波にさらされることになりそうだ。

(日本人スキーヤーにとってスプリチュアルなリゾート志賀が、なんとIKONグループに参加! 出典:志賀高原 SHIGA KOGEN)

Ikon Pass 日本・アジア対象リゾート(新規追加分)

  • 志賀高原マウンテンリゾート
  • 蔵王温泉スキー場
  • 妙高杉ノ原スキーリゾート
  • 富良野スキーリゾート
  • ネコママウンテン
  • 安比高原リゾート
  • Mt. T(日本)
  • 雲頂スノーパーク(中国)
  • モナ・ヨンピョン(韓国)

Ikon Pass 主要リゾート

  • アスペン(アメリカを代表する高級リゾート)
  • ジャクソンホール
  • マンモスマウンテン
  • カッパーマウンテン
  • レベルストーク(カナダ)
  • シャモニー(フランス)

Epic Pass 主要リゾート

  • ウィスラーブラッコム(カナダ・北米最大のスキー場)
  • ベイル
  • ブリッケンリッジ
  • パークシティ
  • キーストーン
  • ペリッシャー(オーストラリア)
  • ヴェルビエ 4 ヴァレーズ(スイス最大のスキー場)

Ikon Pass vs. Epic Pass 価格比較(2025-26シーズン)

パス名年齢層価格(米ドル)主な特典・備考
Ikon Pass大人(23歳以上)$1,429主要リゾートへの無制限アクセス、7日間のブラックアウトなしアクセス(新規リゾート)
学生・若年層(13〜22歳)$1,089
子供(5〜12歳)$439
Ikon Base Pass大人(23歳以上)$909一部リゾートへのアクセス制限あり、5日間のブラックアウトなしアクセス(新規リゾート)
学生・若年層(13〜22歳)$739
子供(5〜12歳)$369
Ikon Session 4-Day Pass大人(13歳以上)$4894日間の利用、ブラックアウトなし
子供(0〜12歳)$299
Epic Pass大人(13歳以上)$1,121無制限アクセス、ブラックアウトなし
子供(5〜12歳)$572
Epic Local Pass大人(13歳以上)$816一部リゾートへのアクセス制限あり、ピークデートの制限あり
子供(5〜12歳)$439
Epic 4-Day Pass大人(13歳以上)$2084日間の利用、ピークデートの選択肢あり
子供(5〜12歳)$139

🔍 比較ポイント

  • Ikon Pass:多くの高級・大規模リゾートへのアクセスを提供し、特にアメリカ西部や日本のスキー場との提携が強化されています。
  • Epic Pass:Vail Resortsが提供するパスで、ウィスラー・ブラッコムやルスツリゾート、白馬エリアなど、北米や日本のリゾートへのアクセスがあります。
  • 価格帯:一般的に、Epic PassはIkon Passよりも若干安価で提供されていますが、アクセスできるリゾートや特典に違いがあります。
  • 日本のリゾート:Ikon Passは、志賀高原や蔵王温泉、妙高杉ノ原、富良野、ネコママウンテン、安比高原、Mt. Tなど、日本の主要スキー場へのアクセスを提供しています。

詳細情報
Ikon Pass 公式サイト
Epic Pass 公式サイト
※各パスの詳細や特典、提携リゾートについては、公式サイトをご確認ください。

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