
久しぶりに一眼レフを取り出しました。
私が使っているのは CANON EOS7D。中級機からハイアマチュア層向けのAPS-Cデジタル一眼レフです。
これまでは、夏のハイキングで良い写真を撮りたい時に持ち出していましたが、先日、日本で新しいiPhoneを買ってからは、手軽さもありスマホで撮ることが多くなっていました。
ところが今日は、スノーボードの滑走面についての記事の表紙写真を撮るためにEOS7Dを再登場させることに。
実際に撮ってみると「やっぱり一眼は違う!」と改めて実感。
iPhoneではなかなか出せない、重厚感や深みのある一枚が撮れました。
EOS7Dを選んでいる理由
高速連写性能
EOS7Dは 最高約8コマ/秒の連写 が可能。
ライダーの一瞬の動きを切り取りたい時、このスピードが大きな武器になります。3コマしか撮れないカメラでは決定的瞬間を逃しやすいですが、8コマあればまず安心。
価格と性能のバランス
APS-C機はフルサイズに比べれば画質は劣りますが、その分価格が安い。コストを抑えつつ、それなりのクオリティを確保できるのが魅力です。
最近はプロの多くがミラーレス機を使っていますが、それと比べてもAPS-C一眼レフのほうがずっと手頃な価格で購入できます。
※なお、現在は新品の一眼レフがあまり流通していないため、購入する場合は中古市場が中心になります。
一眼ならではの表現力
やっぱり「重い!」と感じるのが一眼の宿命。今日もカメラを取り出しながら「だからついiPhoneで済ませちゃうんだよな…」と思いました。
それでも一度撮り始めれば、その使いやすさと写真の深みに「やっぱり一眼を持ってきてよかった」と思わせてくれます。
iPhone撮影の弱点
普段の気軽なブログ撮影ではiPhoneで十分ですが、やっぱり弱い部分もあります。
- 望遠が弱い
小型化の宿命で、ズームには限界があります。 - シャッタースピード調整ができない
アプリを使えば可能らしいのですが、私はまだ試せていません。
ハイキング中に滝をスローシャッターで流れるように撮れたらいいのに…と感じる場面もあります。
まとめ
日常のスナップならiPhoneで十分便利。
でも、特別な一枚を撮りたい時や、スノーボードのような動きの速い被写体を狙う時には、一眼レフの強さが光ります。
もしチャンスがあれば、みなさんもぜひ一眼レフを使ってみてください。
スマホでは味わえない「写真の深み」を体験できるはずです。
一眼レフ作品例
パウダーの日。高速で滑るライダーのボードのノーズを、一瞬のタイミングで切り取ったショットです。
スノーボードのライディング撮影では、基本的に1/2000秒のシャッタースピードを狙っています。曇りや雪の日など暗い状況でも、ISOを上げて極力シャッタースピードを落とさない工夫が欠かせません。こうした迫力ある写真を残せるのも、一眼レフならではですね。

iPhone撮影例
ウィスラーでハイキングしたときに撮った、澄んだ湖の写真です。
わざわざ重い一眼レフを持ち歩かなくても、気軽に撮れるのはiPhoneならでは。ちょっとしたストレスを感じずにシャッターをいつでも自由に切れるのが嬉しいポイントです。
バックパックには水筒とおにぎりだけ。そんな身軽さもあって、景色に集中できるのがスマホ撮影の良いところですね。
