
標高8,800m、空気も薄いエベレストの最終ステージ。
そこを滑るわけではないが、今回公開された“ある映像”は、スノーボーダーなら間違いなく心を奪われる。
DJIの最新機種「Mavic 4 Pro」によって撮影された、
北稜ルートを1カットで駆け抜ける空撮映像だ。
広告
ただの絶景映像ではない。
あの過酷な高地でもブレずに滑らかに動き、カメラワークは自由自在。
100MPハッセルブラッドの超高精細映像が、氷と岩に覆われた山肌をここまでリアルに、美しく、臨場感たっぷりに描いたことに驚かされる。
そしてこの映像を見たとき、多くのスノーボーダーがこう思ったはずだ。
「このドローンで、自分のライディングを撮ってみたい」と。
❄️ スノーボード撮影にも向いている理由
- ハッセルブラッドカメラ搭載:雪面の光の反射や陰影もくっきり。
- インフィニティ360°ジンバル:ジャンプ中の動きにもスムーズに対応。
- アクティブトラックの精度向上:ライダーを自動追尾しながら障害物も回避。
これまで「仲間に頼まないと撮れなかった」ような空撮も、
一人で、安全に、美しく撮影できる時代が、とうとう来たのだ。
⚠️ ただし、ゲレンデ内でのドローン撮影には注意!
ここでひとつ、大切な注意点。
日本のスキー場では、ドローンの持ち込みや飛行は禁止されている場合がほとんどだ。
その理由は、他の滑走者との衝突リスクやプライバシー保護の観点から。
どうしてもゲレンデ内で撮影したい場合は、
- 事前にスキー場に連絡し、
- 撮影許可を取得し、
- 必要なら保険や飛行計画の提出も行う必要がある。
たとえ映像が撮れたとしても、ルールを守らずに飛ばせば、それは「迷惑行為」になってしまう。
🎥 ドローン撮影の舞台はゲレンデ外にも広がっている
バックカントリーやライダー向けイベントなど、
適切な場所とルールのもとで飛ばすことで、
このMavic 4 Proはあなたのライディングを“作品”に変えてくれる相棒になる。
このエベレストの映像が証明しているのは、
「映像の未来はここまで来た」ということだけではない。
それをどう使うか。
雪山の表現を、次のステージへと引き上げるか。
すべては、乗り手と撮り手の想像力にかかっている。
広告