北米で最も高額なリフト1日券トップ10(2024–25年シーズン)

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近年、国内スキー場のリフト券の高騰を背景に、「それでもまだ、アメリカに比べればずっと安い」という意見を耳にすることも増えてきた。

そこで、いくつかのソースを辿りながら、実際にアメリカ、そしてウィスラーを含む北米エリアでのリフト1日券の最高価格がどれほどのものかを調べてみた。

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来たるべき2025–26シーズンのスキー・スノボ旅行を検討している方にとって、リフト券価格の動向は重要な判断材料だ。
特に近年は、ダイナミックプライシング(需要に応じて価格が変動する仕組み)の導入が進み、年末年始や三連休などのハイシーズンには、当日価格が驚くほど高騰するケースもある。

以下は、2024–25年シーズンにおける、
北米主要スキー場のピーク時リフト1日券価格(当日・大人料金)をランキング形式でまとめたものだ。
カナダの「ウィスラー・ブラックコム」も、カナダドル→米ドルに換算して含めている。

北米・リフト1日券価格トップ10(2024–25年)

ランクスキー場名(国・州)ピーク時1日券価格(USD)備考
1位ビーバークリーク(アメリカ・コロラド州)$329ホリデー当日価格
1位ディアバレー(アメリカ・ユタ州)$329スキーヤー専用高級リゾート
1位スティームボート(アメリカ・コロラド州)$3292024年も続く高価格帯
1位ベイル(アメリカ・コロラド州)$329名実ともに高級スキー場の象徴
5位パークシティ(アメリカ・ユタ州)$328手数料込みでは$350超えも
6位ウィスラー・ブラックコム(カナダ・BC州)約$218(CAD$299)北米最大、米ドル換算価格
7位ブレッケンリッジ(アメリカ・コロラド州)$299コロラド屈指の人気リゾート
8位ノーススター(アメリカ・カリフォルニア州)$294タホ湖近く、家族連れにも人気
9位キーストーン(アメリカ・コロラド州)$292ナイター営業もあり
10位パリセーズ・タホ(アメリカ・カリフォルニア州)$289旧スコーバレー、広大な滑走エリア

ウィスラーは“良心的”なのか?

こうして見ると、ウィスラー・ブラックコムのCAD$299(約USD$218)は、アメリカの超人気リゾートに比べれば、確かに「割安」に映る。

ただし、為替相場や消費税(BC州は5%GST+7%PST)、そして年々高まる物価を考慮すると、決して「安い」とは言い切れないという声もある。
とはいえ、広大なゲレンデと景観の美しさ、アクセス性を考えると、価格に見合う価値を見出すスキーヤー・スノーボーダーは多いはずだ。

(リフト1日券は高騰しても雪が降れば、多くのスキー・スノボ客で賑わうウィスラービレッジ。この中に窓口料金でリフト券を買った人、どれくらいいるのだろう?)

リフト券が高騰する背景

なぜ、ここまでリフト券が高くなってしまったのか?
主な要因は以下の通り:

  • ダイナミックプライシングの本格導入
  • 施設のアップグレード(新リフト、ロッジ建設等)
  • 需要の回復と富裕層志向の強化
  • 人件費やエネルギーコストの上昇

こうした背景から、当日窓口での購入は今や「最も割高な選択肢」となりつつある。

節約するための対策

アメリカで1日券を当日定価で買うのは、正直おすすめできない。
以下のような対策で出費を抑えることができる:

  • Epic Pass / Ikon Pass などのシーズンパスを事前購入
  • 公式サイトでの早期オンライン予約
  • 平日・オフシーズンを狙う
  • 地域密着型スキー場も選択肢に加える

参考にしたリンク(情報ソース)

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