W杯スロープスタイル最終戦で深田茉莉が3位、男子は中止

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スノーボードW杯スロープスタイル最終戦(第5戦)が、オーストリア・フラッハウヴィンクルで開催され、女子スロープスタイルでは深田茉莉が3位に入った。
優勝はニュージーランドのゾーイ・サドウスキー・シノット。シーズン種目別タイトルも獲得した。

女子決勝は14日に予定されていたが、悪天候のため中止に。13日の予選結果が最終成績となった。

昨シーズンのスロープスタイル種目別王者・村瀬心椛は4位となり、今シーズンの種目別ランキングでは3位に入った。鈴木萌々は8位、岩渕麗楽は9位、鬼塚雅は10位だった。

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選手たちは通常、決勝を見据えて予選のランを組み立てるため、予選結果がそのまま最終順位になったのは悔しい結果となった。大会ルール上、仕方がないとはいえ、消化不良の最終戦となった。

一方、男子はコンディション不良で中断された予選が再実施される予定だったが、最終的に中止となった。スロープスタイル種目別王者はカナダのキャメロン・スポルディングとなった。

また、ハーフパイプ、スロープスタイル、ビッグエアの総合フリースタイル王者には、今季大活躍した長谷川帝勝が輝いた。また、女子では、イギリスのミア・ブルックスが栄冠を手にした。

この後、選手たちはスイスに移動し、16日からの世界選手権に挑む。オリンピック選考争いの大事な戦いが待っている。

W杯オーストリア/フラッハウヴィンクル大会 女子スロープスタイル5戦目結果

1位 ゾーイ・サドウスキー・シノット(ニュージーランド)
2位 アニカ・モーガン(ドイツ)
3位 深田茉莉(日本)
4位 村瀬心椛(日本)
5位 メイジー・ヒル(イギリス)
6位 テス・コーディ(オーストラリア)
7位 ローリー・ブルーアン(カナダ)
8位 鈴木萌々(日本)
9位 岩渕麗楽(日本)
10位 鬼塚雅(日本)

2024-25 FIS WORLD CUP ビッグエア&スロープスタイル日程、結果

ビッグエア開催日開催場所男女優勝者
1戦目10月19日、20日スイス(クール)長谷川帝勝(日本)/深田茉莉(日本)
2戦目11月30日~12月1日中国(北京)荻原大翔(日本)/ミア・ブルックス(イギリス)
3戦目1月3日~5日オーストリア(クラーゲンフルト)長谷川帝勝(日本)/ミア・ブルックス(イギリス)
4戦目1月9日~11日オーストリア(クライシュベルク)楊文竜(中国)/アンナ・ガッサー(オーストリア)
5戦目1月30日~2月6日アメリカ(アスペン)エリ・ブシャール(カナダ)/ゾーイ・サドウスキー・シノット(ニュージーランド)
スロープスタイル
1戦目8月30日~9月1日ニュージーランド(カードローナ)キャメロン・スポルディング(カナダ)/村瀬心椛(日本)
2戦目1月15日~1月18日スイス(ラークス)キャメロン・スポルディング(カナダ)/ミア・ブルックス(イギリス)
3戦目1月30日~2月6日アメリカ(アスペン)フランシス・ジョバン(カナダ)/ゾーイ・サドウスキー・シノット(ニュージーランド)
4戦目2月19日~2月23日 カナダ(カルガリー)オリバー・マーティン(アメリカ)/深田茉莉(日本)
5戦目3月13日~14日オーストリア(フラッハウヴィンクル)男子中止/ゾーイ・サドウスキー・シノット(ニュージーランド)

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