3年前の発売以来、革新的な設計で注目を集めてきたNideckerのSupermatic®バインディングシステムが、ついに他ブランドにも採用される!
2025-26シーズンから、SalomonとBent Metalがこの技術を自社のバインディングラインに導入することを発表した。
今回の長期的なパートナーシップにより、両ブランドはNideckerの特許取得済みベースプレート機構とLSRストラップシステムを活用しながら、独自のデザインや技術を組み合わせて製品を開発。ハイバックやフォワードリーン、フットベッドなどの部分で個性を反映させ、Supermatic®の利便性と性能がさらに進化することが期待される。
一方、BurtonのStep On®システムは、すでにDC ShoesやNitroがブーツの開発に参入し、UNIONやFLUXなどのビンディングメーカーとの連携を強化することで、圧倒的な市場シェアを築いている。
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そんな中、NideckerのSupermatic®は、どのブーツにも対応可能なオートマチック装着機能を武器に孤軍奮闘してきたが、今回の提携により状況が一変する。SalomonやLib Tech、Gun系ブランドのバインディングを手掛けるBent Metalが仲間に加わることで、市場での存在感がさらに強化されるだろう。
スノーボード用バインディングにおけるイージー脱着システムは今後も急速な拡大が予想され、Supermatic®とStep On®による市場争いは一層熾烈なものとなりそうだ。どちらが主導権を握るのか、注目が集まる。
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