NITRTOスノーボードの代理店として知られるフュージョンのYoutubeチャンネルから、スノーボードショップの真価を伝える動画、『LAYERS SPIN OFF』が公開された。
この動画では、スノーボードショップが単なるギアの販売場所ではなく、地域のスノーボード文化の中心的役割を果たしていることを伝えている。
ショップは、製品の知識を提供し、地域のコミュニティを育て、プロスノーボーダーを目指す若者たちの夢を支援する場でもある。また、ウェブサイトやオンライン動画では得られない人間的な交流や専門的なアドバイスが得られる重要性を強調している。さらに、店舗での購入体験や直接的なフィードバックが、ライディング体験を向上させる要素として重要であるとし、スノーボード業界が店舗を通じて育まれてきたことに言及している。
オンライン販売の普及が進む中でも、ショップの存在意義は今後も消えないだろうという見解が述べられている。
このプロジェクトを通じて、ローカルのスノーボードコミュニティにとって、スノーボードショップがいかに重要な存在であるかを実感しました。ショップはただギアを買う場所ではなく、内々の情報を得たり、人と交流したり、コミュニティの中心地として、またその地域のスノーボード文化の現状を感じ取れる場所なのです。
例えば、Milo Sportのようなコアなショップでは、スノーボード文化を育てています。彼らは子どもたちを支援し、プロスノーボーダーになる夢を叶える機会を提供しています。Miloは私にとって大きな飛躍の場となり、ビジュアル化やサポートを通じて夢を現実にしました。彼らはコミュニティを育み、若い世代が成長し、やがてマネージャーとして働き、ブランドの世界に羽ばたいていくというサイクルを見てきました。こういったショップがあるからこそ、スノーボードのコミュニティや豊かな歴史が育まれています。
スノーボードがリゾートライフの中でまだ小さな存在だった頃、ゲレンデではスキーヤーに圧倒されることが多かったです。しかし、ショップに来ることで、ライフスタイルや文化を感じ、安全な場所として、家にいるような感覚を得られました。
この場所は、スノーボードのコアな部分を象徴しています。スノーボードが始まった頃から、仲間と一緒に楽しみ、真剣さを忘れ、ただ一緒にボードに乗って楽しむことが、スノーボードの本質であると感じさせてくれます。
私たちのショップは、地元の人々や観光客が頼る場所であり、彼らの問題を解決するための場所です。ブーツやボードの技術に関して理解していない人が多く、そういった人々に対して直接助けることができるのは、ショップならではです。オンラインやビデオでは解決できない問題も、ショップに来て、経験豊富なスタッフと対話することで解決できます。
また、商品を試してから購入することを重視しています。お客さんには必ずボードを試してから購入してもらうようにしていますし、ブーツが古ければ、新しいブーツをまず提案しています。最初は戸惑うお客さんも、実際に試してみると納得し、満足してくれます。
ショップは、スノーボードの文化を体験できる場所であり、手に取って商品を見る楽しさを提供してくれます。オンライン購入が主流になりつつありますが、スノーボードショップが消えることはありません。プロライダーだけでなく、ショップで働く人々もスノーボード文化の大切な一部であり、彼らが商品の知識や経験を提供してくれます。
もし私たちがショップをサポートせず、すべてをオンラインで済ませてしまうと、問題が生じた時に助けてくれる場所がなくなり、文化自体が衰退してしまうかもしれません。ショップやブランドが協力し合い、初心者が安心して訪れられる場所を提供することが、スノーボードの未来を守る鍵です。
次世代がスノーボードに興味を持ち、この素晴らしいコミュニティに参加する理由を見つけるためには、私たちが今サポートを続けなければなりません。ですので、地元のショップに足を運び、友達と一緒にスノーボードを楽しむことが、スノーボード文化を守る一番シンプルな方法です。
