文:齋藤 稔
謹賀新年
あけましておめでとうございます。本年も皆様にとって良い一年であること願います。
いろんな雑誌等で次の100年はこうなるとか、次の10年はこうなると言った特集なんかが組まれていますね。そこで、「大胆予想!ミノルの21世紀のスノーボードはこうなる!!」
をお送りします。別に裏付けもないし、個人的な大予想ですので軽い気持ちで…
キッズの大躍進
近年クローズアップされているキッズの面々。もはや大人顔負けのスーパースターのショーン・ホワイト(バートン)はもちろんのこと、日本のスーパーキッズの成田三兄弟(ムラサキ)達が、体の成長に伴い、スーパートリックを連発!彼らが20代になる頃には無敵の状態になってくるでしょう。特に成田三兄弟には期待度大ですね。
業界再編
スキー業界を見てもらうと解るのですが、スキーブーム最盛の頃と比べ、業界全体が変わっています。無尽蔵にあった在庫・どこにでも置いておある激安スキーセット。こんな状態が終わり、現在ではスキーは高品質・低価格でないと売れない状況です。日本のスノーボードブームの時にも激安の粗悪品スノーボードが数多く出回りました。現在では、メーカー側の再編が進み、徐々に健全な状態になってきていると見て良いでしょう。近い将来には高品質・低価格のスノーボードが普通となり、無駄に高い物はユーザー側から敬遠されると言った状態になるのは間違いありませんね。
リゾート革命
今年も革命が進んでいるスノーリゾート。多くのスノーリゾートやゲレンデが独自のカラーを出しています。広大なゲレンデが売りの所、パークが充実しているところ、アフタースノーボードが充実のスノーリゾート・パウダーゾーンなど、我々スノーボーダー一人一人がゲレンデを選んで楽しめるようになると思います。シーズンパスもいくつかのゲレンデが協力して、共通シーズンパスと言う物もでてきています。ゲレンデ側がもっと便利にもっと快適にとお客さん主体のサービス向上に努めてくれることでしょう。
第二次スノーボード・ブーム到来
これは間違いなく来るでしょう。第一次スノーボードブームの人が結婚して子供ができ、さて、何して遊ぼうとなったときに「そうだ、スノーボードがあるじゃないか!」となるわけです。と言うことでゲレンデには家族連れのスノーボーダーが増えて、「お父さん・お母さんかっこいい!」という中年層のスノーボーダーも増えるんじゃないでしょうか?
どうでしたか?大胆予想。でもこれは今の状態ではちょっと難しいんですよね。地球の温暖化か環境破壊が進むとスノーボードどころじゃなくなっちゃいます。最後の最後にネガティブな話題で申し訳ないのですが、これも現実問題なのです。みなさん今からでも遅くはありません。少しでも環境問題に取り組んでください。そうすれば夢のようなスノーボードライフはみなさんのものですよ。