オーストリアのシュタイアーマルクのスキー場で起きた事故について報告。スノーボーダーがTバーから滑落し、スキーヤーをなぎ倒すという悲惨な出来事が発生した。
Tバーは、本来、お尻に掛けるように立ち、腕の力はそれほど必要としないリフトだ。しかし、この事故を起こしたスノーボーダーは、ウェイクボードのように両手でTバーを掴んでしまった。そのまま山を上って急斜面に差し掛かると、腕が疲れてしまい滑落し、その下にいたスノーボーダー、スキーヤーたちをなぎ倒していった。
このような急斜面にTバーが設置されているスキー場は、日本にはほとんどない。しかし、歴史ある欧州のスキー場では、まだ見られることがある。海外旅行でスノーボードを楽しむことを考えている人は、事前にTバーの有無を確認し、安全に楽しんでほしい。
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