共同通信発、スノーボーダーにとっても気になるニュースがリリースされた。
札幌が再び五輪招致なら歓迎 IOC「最も信頼できる国」
記事によると、国際オリンピック委員会(IOC)の委員長は招致活動の停止を表明した札幌市が再び開催に興味を示した場合「できるだけ早く対話を始める。とてもうれしい」と歓迎し、さらに「日本は最も信頼できる冬季競技の国の一つ。素晴らしい開催実績がある」と評価したのことだ。
すでに札幌の市民に理解が広がられず、2030年の大会の招致を断念し、2034年以降を目指す方針を固めていたが、IOCは改めて歓迎の気持ちを伝えたことになる。
今後の冬季オリンピックは、まず2年後の2026年にイタリアのミラノで開催。そして、4年後は、2030年はフランスのアルプス地域で行うことがほぼ決定している。https://ja.wikipedia.org/wiki/2030%E5%B9%B4%E5%86%AC%E5%AD%A3%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%83%E3%82%AF
当初は、この2030年に札幌が有力なオリンピック候補地だったが、東京オリンピックのスポンサー契約を巡る汚職事件があり、札幌市民からそっぽを向かれてしまった。
ちなみに私が住むカナダのバンクーバー、ウィスラーも2030年の候補地であったが、市民から「税金の無駄遣い!」という懸念から招致撤退。札幌でも同じように汚職事件の発端に加えて「税金無駄遣い懸念」も高まり断念となっていた。
その後、札幌は2034年招致に舵を切るも、ソルトレークシティーが候補となりアメリカ決定路線となった経緯がある。
今回の報道で、IOCは「2038年にぜひ札幌が手を上げてほしい」という意向なのかもしれないが…、もしそうだとしたらあと14年も先のことかあ。私は今、55歳なので、その時には69歳。まあ、死ぬ前にはもう一度、祖国でオリンピック観戦ができるのかもしれない。