これまでもヒマラヤの2万フィート超の峰々の制覇など、スピリットボードのプロライダーとして活躍して来たニック・ラッセルが、仲間のジェレミー・マークと共に先月15日にインドの 「悪の峰 」と呼ばれる難易度が高い斜面に初滑降に成功した。
インドのヒマーチャル・プラデーシュ州にあるパプスラは、標高21,180フィート(6,400メートル)に達し、「悪の峰」とも呼ばれている。ニックは、この挑戦の成功について、支援してくれた仲間たちに感謝し、自身のSNSでとても興奮しているとコメントを残した。
元々ニックは、ダニー・デービスやミトラーニ兄弟と共に競技のスノーボードを志していたが、あまりインスピレーションを見出せなかったという。フリーライド・スノーボードと登山への情熱に火をつけたのは、高校卒業後のユタ州への移住がきっかけだった。
現在、ニックはパタゴニアのスポンサードを受けながら、世界の難関斜面と呼ばれるスポット制覇に情熱を傾けている。
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ちなみにここまでの記事を書いて思い出したのだが…、ニックと言えばたしか2008年の夏、ブラッコムグレーシアのサマーキャンプ期間中にいっしょに撮影したことがあった。あの時、ヒップでかなりぶっ飛んでいて情熱が高いライダーだったけど、現在はまた違った道で活躍していて嬉しい。
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