SANDBOX総帥ケビン・サンサローンがチームにカムバック宣言!

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SANDBOX総帥と知られるケビン・サンサローンがチームにカムバック宣言した。

元々SANDBOXは、ケビンが始めたチーム、Seymour Kids(通称:スキッズ)から発展したもので、その後は、SANDBOXという名称を変えてスノーボードのムービー撮影をしていた。
しかし、その頃、ブラッコムのXLパークでヘルメットの義務化が始まり、若いライダーたちが、「あんなダサいヘルメットをかぶれるか」とケビンに訴え、そこで誕生したのがSANDBOXのツバ付きブレインバケットと呼ばれたヘルメットだ。

ブレインというのは脳みそという意味で、それを守るバケツというユニークなネーミングである。
当然、ツバは滑走に妨げにならないように設計され、当時のカラーとしては珍しいグリーン、スカイブルーなどをリリース。それがファッションに敏感なスノーボーダーから受けて、徐々に浸透するようになる。

ヘルメットのスタートは2007年だったが、その後、3年後にはカナダで最もポピュラーなスノーボーダー・ヘルメットとなった。
さらに、フリースタイルスキーヤーにも人気が飛び火して、現在に至る。

SANDBOXは、そもそもケビンがオーナーで始めたブランドなのだが、4年前にさらにブランド拡大するため、バンクーバーに拠点を持つエンデバー社が買収。その結果、ケビンはSANDBOXから立ち去ることになった。
※ちなみにケビンのホームは、ウィスラーにありDMKオフィスがあるホームとはご近所さん同士。歩いて5分のところにある。

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つまり、SANDBOXは、ケビンが残した遺産を発展させて来たわけだが、この度、遂に総帥がチームにカムバック宣言したのだ。

ケビンが戻ることで、何か変わるのか。
まだそのへんは見えて来ないが、おそらくブランドの父が戻ることで、よりチームとして発展、さらなるおもしろい展開が待っていそう。
ちなみにケビンは、X GAMESで初めて金メダルを獲得したカナダ人ライダーとして(※種目ビッグエア)、カナダ国内では最もリスペクトされたレジェンド・ライダーの一人だ。

以下は、ケビンの復帰コメント。

「私は2007年に、ライダーを守りながら、ライダーを美しく見せるというミッションステートメントを掲げてSandboxを立ち上げました。スノーボード・コミュニティとのつながりや製品開発は常に私の情熱であり、16年以上前に設立したブランドでこのようなことが再びできるなんて、これ以上幸せなことはありません。
それではみなさん、また雪上でお会いしましょう。」ケビン・サンサローン

Sandbox History:
2004 ムービープロダクション「Sandbox」設立
2007 カナダ・ウィスラーのパークがヘルメットの義務化開始
    つば付きヘルメット「ブレインバケット」発表
2008 日本代理店がスタート
2011 スケートスタイルヘルメット「LEGEND」発表
2015 アジアンフィットモデルを発売開始
2016 つば付きヘルメット「CLASSIC2.0」発表
2018 ヘルメットのコアを大幅改良
   カテゴリー「SNOW」と「LOWRIDER」を発表
   カテゴリー「SNOW」がCE EN1077認証
2021 スタンダードヘルメット「ICON」発表
2022 Mips®モデルを発売開始
2023 ダイヤル式のサイズ調整Comfort採用

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