スノーボードの自己分析はこの4要素をチェックしよう!

コロナ自粛で、いつも違ったゴールデンウィーク。
スノーボーダーにとっては、ちょっとセンチな時となってしまいました。

そこで、今日は僕からの提案!
もし、あなたがシーズン中に撮影した映像があったら、ぜひチェックしてほしい4要素を紹介します。
これは、僕たちカナダのインストラクターがチェックするポイントでもあります。

スノーボードの滑りを分析する時に、闇雲に起きてしまった現象とか、なんとなく全体像を見ても、どこをどう直せばいいのか、わからなくなったりします。
そんな時に役立つが、この4要素なのです。

まずは、その4要素を伝える動画を作ってみたので、見てください。

どうでしょうか?

実を言うと、この4要素、基本姿勢、旋回動作、エッジング、加重抜重は、よりベーシック順に並んでいるのです。

つまり、最も基本的なチェック部分としては、まずは基本姿勢ということです。
基本姿勢は、常にその姿勢で滑り続けるというものではなく、まずはそこを元の姿勢として考えるニュートラルポジション(中間姿勢)になります。

その姿勢も、様々な考えがあります。

具体的には、より上半身を進行方向に開いたり、そうでなく、より横向き姿勢であったり。

ともかく、自分が理想と思う姿勢で滑れているかのチェックです。

もしかしたら、緩斜面ではできているのに、急斜面になるとできなくなっているかもしれません。
あるいは、キッカーに入ると、アプローチで姿勢が乱れているかもしれません。
そんなチェックです。

旋回動作は、特にカナダではヒザよりも下の運動、足首の動きに重点を置かれていますが、僕は初心者の段階では、上半身の動きも大事だと思っています。

例えば、あなたがキッカーで360度を回すことに慣れていなかったら、まずは、下半身よりも上半身を使った方が、きっかけをつかみやすいと思うのです。

実際、Xゲームに参加する選手は、難しくなる高回転トリックほど、上半身の先行動作を使っています。
だけど、あまり回さないようなトリックでは、上半身は動かさず、すべての動きをヒザから下の動きだけで、やっている感じがします。

エッジングというと、カービングのイメージですが、より細かく分析すれば、瞬間的に使うのか、もっとジワジワとエッジングを強めていくのか、という方法があります。
前者は、カービングのショート、後者は大回りで使われます。

もちろん、その基本となるエッジングをするための正しい方法を知っておくことも必要です。(以下、参考ページ)
https://dmksnowboard.com/e-feeling-how-to-carving-turns/

そして、4要素の最後に紹介するのが、加重抜重。

わかりやすいところでは、ターンの切り返し。
上下動を使うと、急斜面のようなところでもジャンプターンっぽいことができて、切り替えが楽になりますね。

英語では、ドライビングニー(※ヒザで運転というようなイメージ)と言いますが、より加速させるためのライディングでも必要な要素です。

あとはジャンプの時にも!
アプローチでのしゃがみこみは、もちろん、着地の吸収の時にも必要な動作です。

以上、4要素を簡単に紹介してきましたが、自分の滑った映像を見る時、この4要素を個々にチェックすると、これまでに思い付かなかった分析も見えてくるかもしれません。

残念ながら、自分の撮影した映像がないという人は、ぜひ、来季こそ、お友だちに撮影してもらいましょう。

こんな話を聞いて、もうすでにソワソワしてしまっている人は、きっと、相当なスノーボーダー・マインドの持ち主。
さらに、ソワソワしたい人は、最近、僕がアマゾン・キンドルから出版したハウツー本、『スノーボードがうまくなる!20の考え方 FOR THE LOVE OF SNOWBOARDING』をぜひ、読んでみてください。より一層、スノーボード愛が深まるでしょう!

飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴35シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等スノーボード・メディアでのハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWingでは、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、レッスンも行っている。
普段は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、世界中の多くの人にスノーボードの楽しさを伝え続けている。2016-17シーズン、ウィスラーのインストラクターMVPを獲得!!
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