戸塚優斗 スノボ世界選手権で銀メダル獲得!!

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日本期待の若き侍に新たな勲章!アメリカのパークシティで行われた2年に一度しかないスノーボードのFIS世界選手権、男子ハーフパイプで戸塚優斗(17歳)が銀メダルを獲得した。


Photo: FIS Snowboarding

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奇しくもX Games同様にトップの座は、オーストラリアのスコッティ・ジェームスに譲ったが、今季の男子ハーフパイプでしっかりと世界のトップ戦線に台頭し、気持ち良いほど暴れてくれている。
予選1位追加で最終ファイナル結果が2位というのは、本当に素晴らしい!

銀メダルを獲得した戸塚優斗は、2本目のランでいきなりフロントサイド1440という大技を繰り出し、その後もキャブ・ダブルコーク1080、フロントサイド1080、そして高さのあるバックサイド900というレベル高いジャンプを繰り出した。そして最後は、ダイナミックにフロントサイド・ダブルコーク1080締めてくれた。

先日のX Gamesよりも、さらなる回転数を上げたルーティーンでレベルアップ!何よりその力強いライディングが気持ち良く、今後もっと成長する予感がプンプン漂わせる。
(以下、銀メダルを決めた2本目のラン動画。)

そんな戸塚のランが火を付けたのか、すでに1本目で他を圧倒するスコア、94.25点を出していたスコッティ・ジェームスは、最後の3本目でさらにチャージを駆けた!

スイッチバックサイド・ダブルコーク1080から入り、バックサイド1260、フロントサイド1080ノーズグラブ、特にこの後の2発の高さが抜群!キャブ1080、そして最後はフロントサイド・ダブルコーク1260を決めた。このランで、97.50というハイスコア。戸塚が2本目に出した92.25点を大きく上回って金メダルを決めた。

銅メダルには、スイスの実力者、パトリック・バーグナー。
アメリカ期待の新星、トビー・ミラーはわずかに1.25ポイント差でメダルに届かず4位となった。

日本人男子でもう一人決勝に進んだ穴井一光は6位に入賞!

以下、男子ハーフパイプ結果。
http://medias3.fis-ski.com/pdf/2019/SB/7626/2019SB7626RLF.pdf

 

女子の方は、日本人選手ではただ一人決勝に進んだ今井胡桃。結果は7位に終わった。

金メダルは、向かうところ敵なしのパイプ界の女王クロエ・キム。
強風の中、難しい戦いとなったが、フロントサイド1080からバックサイド900につなげるルーティーンは流石!1本目に見事にハイスコアを出して、そのまま他の選手を圧倒した。

以下、女子ハーフパイプ結果。
http://medias2.fis-ski.com/pdf/2019/SB/7625/2019SB7625RLF.pdf

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