招待選手8人によるバトル!
2020 X Gamesノルウェー大会ビッグエアーは、久しぶりの頂点に返り咲きとなったマーク・マクモリスが金メダル!
銀メダルに、ミスター・パーフェクトのマックス・パロット。
上位2名がカナディアンだったら、オレだって黙っていられない!とばかりにダーシー・シャープが銅メダル獲得!!
なんとカナディアン3人が表彰台を独占。
金メダルを獲得した
マーク・マクモリスは、
まず1本目、ご挨拶代わりにフロントサイド・トリプルコーク1440、
2本目にスイッチバックサイド1620、
3本目には、バックサイド・トリプルコーク1440インディをメイク。
さらに4本目には、3本目のトリックを成長させたバックサイド1620!!
終始トップの位置を保ちながら、最後は
キャブ1260で締めて、見事1位のままゴールを切った。
この金メダルにより、実に19個目のX Gamesメダリストとなった マーク・マクモリス。(金:9個、銀:7個、銅:3個)
この記録は、ショーン・ホワイトをも抜くものだった。
最後のインタビューでは、
「この舞台に立つことを夢見ていただけで、まさか自分がこんなにメダルを獲得できるなんて。」
と喜びのコメントを伝えてマクモリス。
ジュニア時代は、カナダではセバスチャン・トゥータントに隠れて、2番手と言われていたが、シニアの大会では、カナダのトップ、そして世界の頂点にも立て続けた。
オリンピックでは、下馬評1位予想の存在ながら、なぜか勝利の女神に嫌われて、ソチ、平昌共にスロープスタイル種目で銅メダルに終わる。
そんなマクモリスがX Gamesで立てた金字塔は、北京オリンピックに向けて大きなエネルギーとなったに違いない。
思えば、ショーンもソチ五輪での屈辱が、平昌での金メダルにつながった。
マーク・マクモリスも、きっと次のオリンピックに向かって、全エネルギーを使って挑むことだろう。
今回の勝利は、2年後に向かって大きな力となったようだ。
なお、この大会、日本人男子選手の出場はナシ。
Men’s Snowboard Big Air Final
Rank | Name |
---|---|
1 | Mark McMorris |
2 | Max Parrot |
3 | Darcy Sharpe |
4 | Mons Røisland |
5 | Sven Thorgren |
6 | Ståle Sandbech |
7 | Rene Rinnekangas |
8 | Fridtjof Sæther Tischendorf |