デイリーアーカイブ 2015年8月30日
Winter Games NZ ビッグエアーで日本人が独占!
ワールドカップとして平行して行われたWinter Games NZ ビッグエアー大会で、日本人が独占!
男子出場は6名予定していたが、なんと日本人選手3名を残してキャンセル。
結局、角野友基、稲村奎汰、脇田朋基の3人で争い、3本中2つのランをメイクした稲村奎汰が優勝した。
また、角野友基は新技、フロントサイド・トリプルコーク1440をメイクすることに成功!!2位に入った。
女子も出場を予定していた選手がキャンセルし、鬼塚雅、佐藤夏生、広野あさみの3名で争われ鬼塚雅が優勝。2位には佐藤夏生が入った。
W杯NZ大会ハーフパイプで日本人選手大活躍!!
ニュージーランドのカドローナで行われたワールドカップは、まさにジャパン・フィーバー。日本人選手が大活躍!!
女子で大江光2位!
男子では、平岡卓が2位、青野令5位、今井郁海6位!そして片山來夢はワールドカップ初優勝を成し遂げた!
(日本チームの団結力の元、ライブがW杯初優勝の快挙!!)
大江光は、一本目から絶好調だった。
女子では、誰よりもスタイリッシュの決めるトリック。
優勝こそ中国の蔡雪桐(CAI Xuetong)に奪われたが、フロントサイド720、最後のランではスイッチからのアンダーフリップも決めて、縦横トリックでバリエーションをうまく見せた。
もし、優勝候補のケリー・クラークが本来の実力通り3本中、1本でも決めることができていたら2位は難しかったかもしれない。それでも、大江のスタイルは、女子の中では抜群で将来の成長を感じさせるのには充分。
今後は900も繰り出して、さらなる上昇を期待したい。
女子で3位に入ったフランスのソフィー・ロドリゲスは、女子では唯一のバックサイド900を決めている。
通常、900はトゥサイドで蹴れるフロントサイドの方がやり易く、ヒールから抜けるバックサイド900はひじょうに難しいトリック。
それだけに今回、女子の中では最も光っていたトリックだった。
結果だけ見れば、日本人男子で一番下となってしまったのが、今井郁海だが特に1本目、1080コンボやダブルコークを加えたランはひじょうに迫力あった。今回は6位という結果だったが、次回はやってくれそうな予感。
青野令は、すべてのランが不完全燃焼だったように見えた。
1本目のフロントサイド1080、キャブ1080を織り交ぜながら、うまくまとめたが最後の方で着地がボトムに流れてしまい、本来ならもっと高難度のトリックを決めれるように見えた。
2本目の失敗ランの後、3本目は、フロントサイド1080→キャブ1080→フロントサイド900→バックサイド540→フロントサイド1260というルーティーンだったが、惜しくも最後のエアーで転倒。もし、あれが決まっていたら、表彰台に乗れていたのではないか、と思われた。
平岡卓は、最後の最後に大逆転ランを狙った。
1本目、2本目が失敗に終わり3本目のラストに賭けたラン。
フロントサイド900→バックサイド540(超スタイリッシュに決める!)→フロントサイド・ダブルコーク1080→キャブダブルコーク1080→フロントサイド1080を見事に決めた。
このランが終わった時点で、優勝してもおかしくないと思ったが、片山來夢に一歩及ばなかった。
男子でクリスチャン・ハーラーに次いで2番目の滑走となった來夢(ライブ)。
その1本目のランが、結局この日の男子最高ランとなった。
ルーティーンを振り返れば、
フロントサイド1080→バックサイド・ダブルコーク1080→フロントサイド900→バックサイド900→フロントサイド1080ダブルコーク。
回転数の多さで他を圧倒。
また高さも抜群でラン全体から勢いを感じた。
25歳となった青野令は、結果こそもう1つだったが、その実力者ぶりは健在。失敗ランに終わったランでも果敢にフロントサイド1440を狙っている。その後の世代を引き継いだ平岡卓はあいかわらず強いところを見せた。そして、新たなスター片山來夢が誕生、今井郁海も素晴らしかった。
女子の大江光も含めて、日本ハーフパイプ勢はチームとして、ひじょうに力を付けている。そしてスタートからの雰囲気を見ても、ひじょうに良いチームワークを感じさせた。この後のワールドカップでもきっとジャパン・フィーバーを起こさせてくれるに違いない。
そして、忘れてはいけないのは、ソチ金メダリストのユーリ・ポドラドチコフよりも片山、平岡が上に行ったこと。
2年後の五輪に向かって、また新しいムーブメントを起こしているハーフパイプ決戦となった。
FIS World Cup / Cardrona(NewZealand)
Mens Halfpipe Results:
1 Raibu Katayama(JPN)
2 Taku Hiraoka(JPN)
3 Iouri Podladtchikov(SUI)
5 Ryo Aoni(JPN)
6 Ikumi Imai(JPN)
Womens Halfpipe Results:
1 Xuetong Cai (CHN)
2 Hikaru...
大快挙!片山来夢がW杯で初優勝!!
片山来夢が大快挙!
今季、最初のワールドカップ、来夢が見事に初優勝を決めた。
ユーリ・ポドラドチコフ、平岡卓を追撃をかわして、見事、最初のランで全選手の上を行くスコアを叩き出した。
日本勢にとって、またしても明るい未来の選手が誕生することとなった。
来夢おめでとうー!!!
(カドローナの会場で日本国家が流れた!来夢がやってくれた!!)
来夢お父さんは、DMKの速報で息子の初優勝を知り、
「コーチングしてくれた国広さんや、みなさんに感謝です!」と感謝のコメントを残してくれた。
W杯速報!大江光が2位決定!!
女子ハーフパイプにニューヒロインが現れた。
ニュージーランドのカドローナで行われたワールドカップで、大江光が見事に2位に入った!!
最後の3本目は、最初のランと3ヒットまでは同じ、
フロントサイド・インディ→バックサイド540→→フロントサイド360という流れ。
しかし、4発目にスイッチからのアンダーフリップ、最後にインディとまとめて、83.25というハイスコア。
優勝候補の筆頭のケリー・クラークは、3本連続で転倒に終わり、W杯初戦で表彰台を逃した。
優勝は中国人選手、カイ・トゥータント(CAI Xuetong)。
W杯速報!片山来夢が2本目終了も1位キープ
霧のため10分ほど中断の後、男子2本目がスタート。
1本目、見事に1位通過した片山来夢が注目の2本目へ。
ファーストヒットでなんとフロントサイド1440を狙った!
しかし、残念ながら、転倒。果敢に攻める姿勢で観客を沸かすことに成功した。
この勢い気持ちいい!そう、おもいっきり攻めて楽しめばいい。まだ若いんだから。
ユーリ・ポドラドチコフが2位に上がった。
最後のランで勝負を賭ける状況が整い不気味な存在。ソチ金メダリストが勝負を賭けることは間違いないだろう!
ライブ逃げ切れて悲願の初優勝となるか!?
W杯速報!突然の霧のため中断
先ほどまでブルースカイが広がっていたのに、2本目がスタートした頃から急激に霧に包まれたカドローナ・スキー場。
女子の2本目はすべて失敗ランという事態に、男子2本目に入るところで大会は中断中。
(霧のためリップに青いラインを描く係員。まさか、このまま終わるってことはないよね・・・)
W杯速報!大江が2位確保
女子2本目が始まった頃から、急に霧が!
一気に視界が悪くなったコンディションとなり選手にとっては難しいコンディションに。
各選手が苦戦する中、大江も残念ながらマックツイストの後、転倒。
しかし、全選手がまともにランを決めれないという事態で、そのまま2位に。
銀メダルが見えている展開だ。
(残念ながらフリップをした後、尻もちを付いてしまった大江。)