【2020-21年版】オススメのスノーボード・パウダーフリーライド系 8選

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DMKがまとめたオススメのスノーボード・ギア企画、近年最も注目のカテゴリーとなっているパウダーフリーライド系8選。

幸いなことに僕たちは地球上の中でも、最も有名な豪雪地帯である日本に住んでいる。
雪質も良いスキー場が多く、カービングも楽しむことができる。
そんなパウダーやカービングで僕たちを素晴らしい世界に誘う厳選8ボードをラインナップ!

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2020-2021 オススメのスノーボード・パウダーフリーライド系8選
1 GENTEMSTICK / TT 165 CLASSIC
2 NITRO / QUIVER CANNON
3 MOSS / SNOWSTICK 『C3』
4 K2 / SIMPLE PLEASURES
5 JONES / STRATOS
6 RIDE / BERZERKER
7 KONAYUKI / BISHIN65
8 T.J BRAND / FLYING-V
※掲載した順番は、順位とは関係ありません。

GENTEMSTICK / TT 165 CLASSIC

TT modelは1989年にアウトラインがシェイプされ、90年に発表された。
以降サイドカーブ、ボトムやテールロッカーの変更を経て現在に至るが、レングス、ワイズ共に当時のアウトラインを守り通してきたモダンクラシックデザインである。
取り回しがよく非常に抜けのよい短いラウンドテール。
シャープなスプレーをソリッドにブチ上げるポインティーノーズ。
サイドカーブとロッカーラインが作り出す美しいアウトラインは、雪の上で自由自在にサーフするため、誕生以来、徹底的にスタイルを追求し、磨き続けてきた。
如何なるコンディションでもこの一本で通し続けるハードコアースノーサーファーのためのGENTEMSTICKフラッグシップモデルだ。
普遍であり、また新たな時代のアイコン。それが TTmodelなのである。

サイズ: 165cm
※さらにくわしいボードのサイズ情報は、以下ページご参考にしてください。
https://gentemstick.com/productsDetail/id_283/
価格:  145,000円(税別)

ライダーコメント/藤田一茂
1989年に玉井太朗さんによりシェイプされて以来、基本的なアウトラインはそのままに今に至るGentemstickのアイコンだ。
僕は88年生まれ。自分と同じ歳のボードがどんな乗り味なのか気になりすぐにそれに飛びついた。
当時の太朗さんのスキルの高さを彷彿とさせるクセものな乗り味に苦戦もしたが、その奥行きの深さや当時を感じさせる乗り方を学ぶことで自分の滑りに大きな変化が現れたことは言うまでもない。
ユーザーの中では勉強ボードとも呼ばれるこのボードは多くの滑りに基礎を学ばせるというところでも活躍している。
そして、美しいシェイプの数々を揃えるGentemstickの中でもより洗礼された美しさを放つこのボードは、雪の上を流れるように滑り、振り返って眺めるラインの美しさにもそれは現れている。
正直なところ、誰にでも乗りこなせるモノでは無いが、このボードの魅力を理解出来た時には、きっと新しい感覚で雪と向き合う自分に出会っているはずだ。
それがこのTT165 CLASSICの最大の魅力と僕は感じている。

NITRO / QUIVER CANNON

世界で最も有名なスワローテール。
昨シーズン世界から脚光を浴びたあのスワローテールボードが2サイズになって帰ってきました。
203cmのビッグボーイと汎用性の高い173cmを用意しました。
両サイズ共に有効エッジ長を短くしてあるので、実際のレングスよりも驚く程小回りの利く設定になっています。
もちろんパウダーでの浮力とスピードはズバ抜けています。
Good time!

173

The Cannonはブライアン・フォックスとNitroプロチームのお蔭で、この数シーズンで世界で最も有名なスノーボードの一つとなりました。
マーカス・ケラーは世界中のハーフパイプコンテストからアラスカのバックカントリーを駆け抜け、ゼブ・パウウェルがサマーキャンプでポテンシャルの高さを見せつけました。
より広いニーズに応える為に2サイズ用意されてあり、173cmは圧雪バーンからパウダーまで、203cmはディープパウダーでの比類無き浮力を提供します。
滑走中はもちろんリフト乗車中も人々の注目の的となる事は確実です。
この時代に左右されないシェイプとナイトロ独自CAM-OUTキャンバーが、ロッキーマウンテンの圧雪バーンからスイスアルプス未開のパウダーまで確実な安定性と浮力を発揮してくれます。
日本で販売されるボードのみシンタードスピードフォーミュラⅡベースにアップグレードされ、最高の滑走性をもたらしてくれます。

203

サイズ:173、203
価格(税抜き):173cm 90,000円(税別)
203cm 99,000円(税別)

ライダーオススメのコメント:松浦広樹
The Cannon203は、その日のコンディションとモチベーションによっては他のどんな板にも真似できない、特別な滑り心地を得られる唯一無二のボードです。
特筆すべきは何と言ってもその長さ。
おそらくほとんどの人より背高い203cmですが、見た目よりも格段に乗りやすいのが特徴です。
程良いフレックスとトーション、美しいスワローテール形状、NITRO独自のCAM-OUTキャンバーが絶妙に組み合わさることで、これだけ長くてもターン時のエッジングや加重抜重を出来るだけ楽にしてくれるのだと思います。
(実際に、試乗会で女性の方でも楽しく乗りこなしてる姿を何度か見かけました!)
そして、長さは力です。
軽い新雪がたっぷり降って間もない時の”浮かないパウダー”や、緩斜面での”今にも止まってしまいそうなパウダー”、もちろん至極の一枚バーンでも他の誰よりも浮力を得られて、心に残るようなラインを描けるはずです。
圧雪コースでも他に類を見ない滑り心地!
今まで乗ってきたスノーボードとは全く別の乗り物に乗ってるような感覚で滑れるので、いつも通ってるゲレンデのお気に入りのコースや、普段は見向きもしない緩斜面コースなどでの楽しみがまた膨らんでくるかも知れません。
生涯のスノーボードライフを楽しむための手段の一つとして、是非ともコレクションしておきたい傑作モデルだと思います!

MOSS / SNOWSTICK 『C3』

コンパクトボードC3新ボトムシステムは特に3D地形でその頭角を表す。
Step Back Rockerと3 Channelがパウダーや春雪のコンディションで他には無い最高にFUNなフィーリングを感じれだろう。
ボードウエスト幅が欲しいレディースにも楽しい!!と感じれる仕上がりになっている。

サイズ: 140cm
価格:  119,000円(税別)

ライダーオススメのコメント:渡部耕大
C3はノーズの捉えが早くてクイックに動きます。なので小さな地形でも遊ぶ事が出来ますね!
大きいターンなどゆっくりしたリズムで乗りたい時は丁寧に優しく乗ってます。
ターン後半にはテールのしなりが絶妙で、最後の最後までターンの感覚を楽しめます。
そのしなりを使って伸びるターンも楽しむことが出来ます。
小さな波からある程度の大きさの波までこなせる板なので、1本持っておけば様々な動きのポテンシャルを楽しめる板です。

K2 / SIMPLE PLEASURES

重要な場所でクイックなエッジングを可能にし、山のあらゆる障害物を通り抜けるために設計されたノーズと十分なテイパードを備えた形状で、ワイドオープンなパウダーフィールド、コーデュロイでのカービング、そしてツリーランなどが大好物のボードです。

サイズ: 151 / 156
価格:  82,000円(税別)

ライダーオススメのコメント:山崎恵太
安心感のある太めのウェストでグルーミングでもパウダーでもどこまでも倒せる深いターンはまさにpleasure。
適度に張りのあるフレックス、絶妙なテーパードシェイプとセットバック、エンジョイヤーシリーズの中でも一番頼もしい板と言えるでしょう。
ワンターンごとにsimpleな喜びを与えてくれます!

JONES / STRATOS

2020/21シーズン新登場のStratos。
ディレクショナルフリーライドボードの体にフリースタイルのスピリット。新登場のハイブリッドオールマウンテンボードのStratos(ストラトス)。
深めのサイドカットと程よいフレックスをもつハンドリングのいいボードです。

10mm テーパードされたテールと3D コンツアーベース3.0により浮力とターンパフォーマンスを兼ね備えています。
ディレクショナルロッカーシェイプとトラクションテック3.0によりエッジグリップも抜群。
さらにECOプラスチックトップシートとバサルトストリンガーによりトーションレスポンスと振動吸収性も向上。
フロートパックインサートは幅広いスタンスオプションを与えます。
そしてバイオレジンとFSC ™認証済ウルトラウッドコアを採用し、持続可能性も配慮しています。

ディレクショナルロッカー、テーパードシェープ、高速域での安定感、操作性が良いという点はFlagshipと共通しています。
スティープな斜面を縦に落とすラインが得意なFlagshipと比べ、クイックなターンが得意なStratosはタイトなツリーランもこなせます。
JAPAN Rider達もFlagshipとStratosを使い分けるライダーが多く、非常に良いフィードバックを得られています。

サイズ: 153 / 156 / 159 / 161w / 162 / 164w
価格:  86,000円(税別)

ライダーオススメのコメント:ジェレミー・ジョーンズ
このモデルは決して古くならないボードさ。
開発当初からシェイプのアイデアと新しい素材、そしてコンセプトも纏まっていた。今までで最も特徴的なノーズスプーンのシェイプを持ち、伝統的なキャンバーと深めのサイドカット、そして10mm テーパードされたフリースタイルシェイプのテール。
そのシェイプに辿り着くまで、頭の中で何日も考えたよ。プロトタイプを初めて履いたときは本当に驚いた。
3D ベースによるクイックなエッジの切り返しと深いサイドカットが与えるシャープなターンコントロール。
ノーズ& テールはパウダーライディングにも100% 機能した。センタースタンスでここまでパウダーで浮くボードは不思議だね。

RIDE / BERZERKER

ノーズの反りを緩やかに少しだけテーパー幅を加えたシェイプは、エッジからエッジへのスピードと、パウダーでの浮力を向上しました。
タイトなサイドカーブとクイックなレスポンスがどんな状況でも操作がしやすく、ツリーランやタイトな地形でも扱いやすい。
優れた操作性と安定性の両立を実現するモデル。
全てのコンディションで高いパフォーマンスを求めるオールマウンテンライダーのための1本です。

サイズ: 153 / 156 / 159 / 162 / 165 / 160w / 163w / 167w
価格:  77,000円(税別)

ライダーオススメのコメント:松浦広樹
「フリーライディングを楽しみたい人にオススメ!
しっかりとした反発と安定感があり、日本人に合った少し細めのシェイプで操作性が抜群。
ハイスピードからメローなクルージングまでスムーズなライディングが可能です。
俺はこのカッコいいシェイプとグラフィックはもちろん、ターンとジャンプも調子が良く、どんなコンディションでも乗ってます!」

KONAYUKI / BISHIN65

やっぱりKonayuki Snowboardsのスタンダードは『美神』
スワローテールの尖がりボード・・・抜群の安心感と共にフィールドへ。

もちろん雪が深ければ深いほどにこのボードの可能性が広がります。かといって深い雪だけしか滑られないのでは、遊びのフィールドは狭くなります。コンディションを選ばず、周りが羨むほどのCARVE特性。
このボードの開発のスタートはノーズからでした。
雪はノーズに最初に接してから、テールに流れていきます。
深雪の中でいかに早く浮力を得て板が軽くなるか、失速しないで走る走破性を継続できるか?
尖がりボードでありながら圧雪での振動のないグリップ。全てのキーワードはノーズと、ボードの瞬間の動きやすさです。
昔のスノーボードは、実は理に適った素晴らしいノーズからのアウトラインを持っていました。

多くの人が勘違いしていますが浮力を作り出すのは長さではありません。ノーズからの雪の流れです。同じようにキレを作るのも接接点かた伝わる力が生むシナリです。
美神65は、今までの175cm Overの浮力が体感できるはずです。
2つのサイドカーブを持つアウトラインは、ボードの走りと深雪の中での抜けの感じにこだわってみました。独立したスワローテールはRを持ったテールになっているので、深いパウダーの中でも動くことでテールからも浮力が得られるので、大きな抵抗を感じることなく自分の足の近くで回し込めます。
大きな水が流れ出すように、雪がテールから後ろに流れ出て加速していきます。

滑りに行く先のコンディションがわからず、どのボードで滑ろうか悩んだら間違いなく『美神』が平均以上の可能性を担保してくれます。

サイズ: 165
価格:  140,000円(税別)

T.J BRAND / FLYING-V

スワローテイル形状の「FLYING-V」。
3Dシリーズ最長のレングスを誇る160cm。

A.B.M.モデル

T.J=ショートボードというコンセプトイメージが示す通り、スワローテイルボードの特性から考えると短めのレングスと言えます。浮力を有し、取り回しやすさと次元の高いライディングのバランスが絶妙に絡み合った形状、レングス。

「FLYING-V」には今までに培ってきたノウハウを最良のバランスで最大限に詰め込みました。ABM model(ALL BAMBOO MATERIAL model)にはALL BAMBOO WOODCOREを採用し、BAMBOO COREがそのまま剥き出しになるNO SIDEWALL構造。SHIFTでも実証された絶妙且つナチュラルな乗り味を体感できます。MIGHTY GLASSを採用することで重くなりがちなBAMBOO COREの重量を抑えるとともに、非常に優れたレスポンス性能を引き出しています。BAMBOOの特性であるしなやか且つコシのある反発力を増幅させ、より快適でクイッキーながらもより自然な乗り味を提供。

構造違いのPAC modelには軽量芯材のX-woodとPoplarのミックスコアにウエスト周辺から踏み込んだ時に一番力の加わるSide Curve部分へとアーチ状に伸びたBambooVertical carbonを組み込みました。非常にクイックでキレのあるライディングを楽しめるモデルです。
ボード全体のしなやかなフレックス感、一体感を楽しみたい時はABMモデル、より軽量でありながらタフなライディングを好み、長い有効エッジを使ったキレのあるカービングを楽しみたい時はPACモデルをお勧めする。2021modelでは2モデル共にテイルのフレックスバランスを若干フレキシブルに変更、ターン後半の操作性を向上。

P.A.C. モデル

A.B.M.モデル価格:118,000円(税別)
P.A.C. モデル価格:120,000円(税別)
サイズ:両モデル 160cm

ライダーオススメのコメント:有馬 新(オフィシャルガイド)
A.B.M.モデルとP.A.C.モデル、同じアウトラインで2種類のコアが選べるフライングV、ABMとPACを比較するとトップスピードの違いがあります。ABMはレングスの長さやサイドカーブの大きさを感じさせない操作感の良さ、パウダーでの浮力の高さはもちろん、緩斜面での走破性に優れ、ABMの大きな特徴によるしなやかさ、雪面を面でとらえ荒れた斜面でもはじかれない見た目以上の乗りやすさを実現しています。
PACは軽量でありながら非常にタフな仕上がりになっており、3Dノーズによる浮力を生かし、トップスピードに乗る速さも抜群です。
深いターンの後も失速せず次のヒットを狙えます。パウダーは当然のことピステバーンでも大きいサイドカーブとスワローテール特有の有効エッジを最後まで使ったターンは最高に気持ちいいです。
春の立山や谷川岳の肩の広場などの大きな斜面でフライングVの特性を生かし、今まで味わったことのないスピードとビッグターンに導いてくれるでしょう!!

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