1に体力、2に技術力、3に精神力

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以前、スノーボードの上達にあたり、体力、技術力、精神力が大切だと伝えたことがある。

これら3つの要素を改めて考え直すと、根本的に必要なのは、体力だと思う。そして、その上で技術力があり、最後は精神力がものを言う、と思うのだ。

上達のピラミッド。最もベースにあるのは体力。だからこそ、改めて体力面での向上を考え直してみる。

例えば、元体操選手でやたらと柔軟性、筋力を含め身体能力が高い選手がいる、としよう。そういう人が、スノーボードをまったくやっていなくても、ターンを覚えたとたんに飛躍的にフリースタイル技が上達できるような気がしてならない。

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具体例で言えば、中国のナショナル・チームのハーフパイプ選手。まだスノーボードを始めたばかりだが、元々舞踊や体操で実力があった選手だけに、上達もグングンだった。

あと、dmkクラブでキャンプをしていても、体力がある方はずっと滑る続けることができるので、不器用な人でも確実に上達していく。

考えてみてほしい。もし、一日滑る体力があれば。プレスすると筋力とかメチャクチャ使うけど、永遠にそんな練習できる筋力があれば、どうだろう? 上達できるのことは、想像に難しくない。

もちろん技術力がなければ、スノーボードは難しい。しかし、多くの人は、技術力があるのに体力のなさで上達を妨げている可能性が高いので、改めてその点を考えてみるといいだろう。
特に女の子は、元々男性よりも筋力が発達し難いので、そんな傾向だ。だから、この夏は一生懸命に身体を動かすことを意識したらいいと思う。まあ、そんなに真面目に考えなくても、健康に気を配る意味で、毎日身体を動かした方がいいのだ。

散歩でも速めに歩いて競歩にしたり、毎日、20分でも自転車に乗って公園に行ったり、テレビを見ながらスクワットしてみたり。
自分の場合は、怠け者なので一日一回は何か運動をしなくちゃいけないルールにしている。腹筋を100回ぐらいやるのは、5分とかでできるだろうし、テレビのコマーシャル時間を利用してもできる。ぜひ参考にしてやってみてほしい。

体力があれば、技術の向上につながりやすい。そして最後は恐怖感に打ち勝つための精神力アップという、ことになる。このへんの話は、今までのハウツーでもたくさんやって来たし、とりあえずは体力面、改めて考えてみてみよう。

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