韓国のレジェンド・ライダーはとてもフレンドリー/キョンワン・パーク

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今月は韓国のレジェンド・ライダーのキョンワン・パーク。彼は韓国では、誰よりも早くスノーボードを始め、今ではショップを経営したり雑誌の仕事を手伝ったり、また若手の育成に努めている。韓国のスノーボード業界では、欠かせない人物だ。

F:スノーボードを始めたきっかけは?
K:学校を休学して軍隊に行った(向こうでは20歳になった男性みんな軍隊に行かされる)後、復学するまでに時間があいてしまうのです。その時間を使って、ヨーロッパ旅行に行きました。それで、スイスに行ってスノーボードをやっている人を見たのが、きっかけです。一瞬見て、もうこれだと思って始めました。

F:すぐに滑れるようになった?
K::すぐに滑れるようになった?最初、全然できなくて転んでばかり。だけど、スイス人のローカルでスノーボードをやっている人に聞いたら、できるようになりました。

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F:それは何年前のこと?
K:92年の1月だから、7年前になります。

F:もう、ベテランですね。
K:そうですね。でも、韓国では僕より1年前に始めた人がいるんですよ。

F:韓国のスノーボード事情を教えてください。
K:今は、だいたいのゲレンデで滑れるようになりまりました。その分、スノーボード人口も増えています。でも社会全体からみると、まだまだ認知度は低いです。

F:滑れるゲレンデはいくつぐらいあるのですか?
K:たぶん全体ゲレンデ数の6割ぐらい滑れる、5つぐらいかな。

F:全面滑走できますか?
K:70パーセントぐらいしか滑れません。

F:全面滑走のところはないの?
K:一応、ほぼ全面滑走だけど、まだ上級コースの一部がダメなところが多いのです。

F:ゲレンデの大きさと雪質の大きさは、どうですか?
K:向こうで一番大きくて、雪質がいいところは、ムジョ・スキーリゾートとドランゴン・バレーです。ハーフパイプがあるところは、ソンウ・リゾートとフェニックス・パーク。だけど、そこの2つのゲレンデはそれほど大きくありません。

F:今後の夢は?
K:身近な夢としては、フサキといっしょにパウダーを滑りたいですね。今後大きな夢としては、スノーボードのビジネスにずっと関わって行って、韓国のプロ・ライダーを育てるチームを作りたいです。

F:最後に一言
K:スノーボードを通じて、日本の若者と韓国の若者がフレンドリーになってくれたら嬉しいです。韓国と日本は地理的には近いけど、心と心は離れています。だから、もっと近い国だということを知ってほしいですね。


●編集後記
dmkグローバルの活動の中には、スノーボードを通じて世界は一つ!ということがある。そういった意味でも、キョンワンは日本に来たり、またカナダ、アメリカ、ニュージーランドと活動拠点はとても広く、dmkライダーとして今後も貴重な存在だ。

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