日本を代表するスノーボードの展示会と言えば、SBJ と INTERSTYLE だ。
来季のスノーボードの最新モデルをいち早くショップに紹介し、オーダーをいただく、というビジネス目的で開かれている展示会である。
SBJは、日本スノーボード産業振興会が行っているもので、INTERSTYLEは、サーフィン・スケートボード・スノーボード等のボードカルチャー&ファッションの合同で行っているもの。
どちらの展示会も、同じ時期(2月15日~17日)、同じ会場(パシフィコ横浜)で開催されている。
BurtonやVolcomのように、この展示会前に来季モノのオーダーを締め切っているというブランドもあるけど、多くのブランドにとっては、この展示会でのお披露目こそ、勝負!この機会にショップからのオーダーをいただこう!という気合でみなぎっている。
メーカーやショップだけが燃えているのではない。
ライダーだって、燃えている。ここでスポンサーをゲット!またはスポンサーのメーカーを応援して、ポイントを稼ぐ。その他にはメーカーとのコミュニケーションという意味もあるのだ。
さらには海外からメーカー本社の社長さんからデザイナー、さらにはライダーも来ているところもあるので、華やか!ってもんである。
SBJとINTERSTYLEの違いって?
そもそも2つやる意味は??
SBJは、スノーボードの普及する活動をするため、様々なワークをしてくれるところ。安全にスノーボードができるような活動をしてくれている。メーカーは年会費を払って、その活動を支援している。
その年会費を渋ったところ(?)、もしくは、INTERSTYLEの方が雰囲気がクールじゃない?というところは、INTERSTYLEへ出展している。
近年は、INTERSTYLEへの出展が、どんどん増えてSBJよりは来客が多い傾向にあるようだ。
INTERSTYLEへの来場は、16,680人もなったのことだ。
基本的に一般の人は、入れないのでもの凄い数である。
dmkでは、ニュースでその気になる最新モデルを紹介して来たが、ここへ改めてまとめてみよう。
もちろん、ここで紹介するブランドは、ごく一部。何しろ、INTERSTYLEだけで、763ブランドもあるのだから。
dmkが応援しているブランドが、INTERSTYLEに出展していたこともあり、取材ブースがINTERSTYLE寄りになってしまったが、改めて来季モデルのチェックに参考していただけたら、とこの特集をお届けしよう!
レポート&写真:飯田房貴
INTERSTYLE Report
YES 忠モデルは鯉のぼりグラフィック
フリーライディング思考が強いスノーボーダーたちに人気急上昇のYESから、来季の布施忠モデルを紹介しよう。
インパクト抜群の鯉のぼりグラフィック。 |
気になるグラフィックは、忠の遊び心が詰まった鯉のぼり。
夕焼けに泳ぐ温かい家族のことを表現している。
このグラフィックは、海外からの評価も高く、欧米でも忠ボードの人気は高い、とのことだ。
長さは、139、143、147、150、154、157の6種類。幅広いレンスなので、ジュニアからガールズも愛用できるようになっている。
忠は、バックカントリーでの使用が多いので、157cmがメイン。
またYESのブースでは、YESが誇るライダーたちも結集して、いつもブースは賑わっていた。
YESを盛り上げるDCP、ロメインの好物はカップヌードル。毎日2個欠かさず食べてます。 |
世界一速い replant snowboards
小松吾郎がスタートさせた、replant snowboardsは、全地形を楽しめるオールラウンドなボードだ。
友人アーチストやライダーたちがデザインしている。 |
素材は、国産のヒノキと桐。
吾郎曰く「世界一の日本の工場でできたこのボードは、世界一速い。」と言う。
最初は、固めに感じるけど、使っていくうちにマイルドになっていき、自分の踏み込みに応じてボードが反応してくれる、とのことだ。
カーボン素材に違和感を感じる方には、ウッドのようなナチュラルなしなやかさを持ったreplant snowboardsがオススメ。
価格は、95000円と安くはないが、なんと20種類ものデザインから自分で選べる。カスタム感抜群のボードは、長い間、愛ボードとして楽しめそうだ。
なんと20類からのデザインからチョイスできる! |
MofM 福山正和がボードをリリース!
MofM(manofmoods)は、2003年にクリエイティブディレクター福山正和によりブランド設立されたブランドだ。そのファッション・ブランドが、ボードをリリースすることになった!
福山正和が作ったMofMスノーボード。 |
デザイナーはもちろん、かつてスノーボード界を風靡したライダーでもあった福山正和。元々ファッション・モデルをしていたことで、ファッション界でのワークをするようになったが、スノーボーダーとしても才能は発揮されていた。
ここ最近は、山を滑るのが楽しいそうで、MofMはフリーライディングを意識されたデザインになっている。
インタースタイルに作られた展示ブースは、異色かつシンプル!
正方形のブラックの壁に覆われたブースの中央には、服一枚。左サイドに石川健二モデルのボード。右サイドに福山正和モデルのボードがあるだけ。
他には何があるのか?後日の個展でしか知れないようだ。
これまでボードのブランドが、ウエアを作ったり、服を作ったりするようなことはあったが、セレクトショップで販売するような本格的なアパレル・ブランドが、ボードを作るというのは初のこと。MofM 福山正和は、スノーボードとファッションを融合してくれるリーダーを発揮してくれそうだ。
こだわりの国産板 GREEN.LAB
長野県産材を使ってこだわりの板をリリースしているGREEN.LAB(グリーンラボ)から、最新モデルをご紹介しよう。
まだあまり知られていないけど、国産の名ボードを作っているグリーンラボ。 |
写真左は、TORNADE 160。素材は、信州南木曽ヒノキ。
ダブルロッカーならではの安定感と加速力を備えたパウダーボードで、粉雪を高く舞い上げてくれる。
そして、写真左から3番目のGo Go CostaRica 154はカラマツでできている。
ハードなバーンからパウダーまでOK!という幅広く対応するキャンバーボードだ。ゲレンデを大きく自由に滑りまくりたいライダーに最適なボード。
この2つのボードは、価格は99,750円。
他のメーカーに比べて安くないが、こだわりのボードは徐々にファン層を広げている。一度乗ったら、忘れられないという乗り心地の良さだ。
また写真左から2番目は、OZ 156はツインチップのロッカーボードでパウダーからフリースタイルまで楽しめる。
一番右のなんともアークスティックなボードは、FreeTibet148。信州カラマツを無駄なく使ったエコなボードは、脚力が弱い女性でも安心して使えるボードだ。
上記2つのボードは、共に7万円台という値段だ。
長野の森を守るグリーンラボのコンセプトは、ぜひ下記のホームページでチェックしよう!
http://www.ued.janis.or.jp/~greenlab/
驚きのアキバ・デザイン!Gilaffe Snowboards
ジラーフは驚きのアキバ・デザインのボードを作った。 |
ボードには、アキバオタクの心をくすぐるような「銀河にスカートを忘れて来ちゃった。」なるメッセージ。
デザインは、アキバ系のデザイナーとして有名な方にお願いしたとのことだ。インパクト高いこのデザインは、来季のスノーボード市場でかなり目立ちそうな存在。
オシャレで機能面も抜群ウエア!SP-Design
日本のウエア・シーンを牽引して来たSP-Design。落ち着いたデザインは30代を中心に人気が広がっている。
キュートで機能的なウエアは、来季大人気になりそう。 |
来季のウエアから、女性用ウエア(WJ-03 SOAR-JK)を紹介しよう。
このモデルは、ユッチこと藤森由香も使用するジャケットだ。
大きな特徴は、アジャスト・フード。フードを必要としないような天候では、フードを収めておくことができ、その姿がなんともオシャレ。ボタンもキュートな感じでついている。おとなしめのデザインは、多くのガールズ・スノーボーダーたちに支持されそうだ。
フード使用時には、さらに顔をカバーできるように伸ばすことができる優れモノ(以下、写真参照)。
値段の方は、未定。
カラーは、写真のブルーの他、オリーブ、インディゴ、グレー、マゼンタ、以上の5種類から選べるようになっている。
Blackfly 20周年でゴーグルがリリース!
日本のスノーボード市場において、20年もの間、君臨し続けたサングラスでお馴染みのBlackflyがゴーグルをリリース!
Blackflyからゴーグル!イエー、カッコいい。 |
もうBlackflyのゴーグル!と聞いただけで、「ほしい!」と叫んでいる人も多いだろう。
Blackflyならではのセレブ感ギンギンのデザイン、ゴールドやシルバーのカラーは、まるでハリウッドスターご用達のゴーグル。
ストラップもいかにもBlackfly!という感じで、カッコいい。
すべてのゴーグルのフレームに、すべてのレンズカラーを合わせることができるということで、よくありがちな「このフレームにこのレンズカラーを付けたかったのに・・・」ということがないよ。
Sandboxにラスター・カラー登場!
カナダ国内では、最も飛躍的に人気が上昇しているSandboxヘルメットに、大胆にもラスター・カラーが登場した!
カナダで大人気のサンドボックス! |
小さなつば付きヘルメットは、ヘルメットの固っ苦しいという概念をぶっ壊してくれるオシャレなデザイン。Sandboxは、「これからヘルメットをしてみよう!」というスノーボーダーたちに勇気を与えてくれる。
欧米諸国では、もはやヘルメットはあたり前の時代。スキーヤー、スノーボーダーを見渡しても、ヘルメットをかぶっている人の方が多いのだ。
それもそのハズ。中級者でも時速50キロ以上で滑走することは多いに、なぜヘルメットをしない?ってもんだ。まして、ミディアム・サイズのキッカーなら、その衝撃も大きい。ヘルメットは完全に頭部のケガを守るものではないけど、しないよりもした方が数段安心。
だからこそ、ヘルメットしていなかった派の方に、オシャレなSandboxをオススメしたい。
来季のSandboxは、この大胆なラスタ・カラーの他、定番、ホワイト、スカイブルーに、マッド・ブラック(つや消しブラック)を用意。
さらには、つば付き、スケートヘルメット・スタイルのつばなしなどもある。
気になる価格は、12,600円とリーズブナブルだ。
ヘルメットを買うと、サイズ調整パット、ゴーグル留め、耳あて、ステッカーなどのセットも付いてくるぞ。
大胆ラスト・カラーは評判高かった。 |
つばなしヘルメットは、ファッションにうるさい若者に人気。 |
大人気Nomisシャツ・フーディに防水性も!
今季からドロップして、瞬く間に人気となったNomisシャツ・フーディ。その来季のモデルに防水性が加わった!
来季のシャツ・フーディには防水コートがしてあり、さらに人気爆発の気配。 |
このシャツ・フーディには、DWRという防水コートがあり、水を弾くようになっている。
これまでフーディやシャツでライディングするというライダーには、塗れる、寒いという問題も生じたが、これからはこんな悩みからも解決されるだろう。
シャツの背中の下には、大きくNomisのロゴ。
ぜひ、このシャツ・フーディをワンサイズ大きめのサイズで着て、ライディングしてほしい!
この特別な防水コートは、他のフーディ2種類にもある。来季のNomisのシャツやフーディは、ますます使えるフィールドが広がっていきそうだ。
その他、来季のNomisには迷彩柄のフーディや、可愛いガールズモデルもたくさん!
さらにバックパック、トラベルバッグ、財布などのアクセサリーも充実。
来季も人気上昇中のNomisから目が離せない。
Nomisブースには、ユッチなどたくさんのライダーたちもやって来て、盛り上げていた。
Vivo Headwearから忠モデルが登場!
布施忠、ケイル・スティーブンス、アンドリュー・ジーバス、マリア・フランス・ロイなどがライダーでお馴染みのVivo Headwearから忠モデルが登場!
シンプルでクリーンな忠モデル。 |
忠モデルの特徴は、クリーン&シンプル。今季はレイトでリリースされた忠モデルだが、来季は本格的にリリース。内容の方は、よりファブリックにこだわった作りになっている。
カラーは、アース調でまるで地球の大自然を遊びまくる忠のライディングを象徴しているようだ。
タグの裏にはさりげなく忠のサインも!
価格は、4,200円。
左は、アンドリュー・ジーバスのモデルだ。こちらは刺繍でサインが入っている。 |
幼稚園のお子さんでも使えるキッズ・サイズも出たよ。 |
リバーシブル豊富!Landing Headwear
フランスからやって来たLanding Headwearは、これまでスノーボード市場に多かった北米的デザインとは違ったテイストで、人気がどんどん上がってきているブランド。
そのランディングの来季モデルには、折り返しやリバーシブルなモデルが豊富。1つのビーニーで4通りものかぶり方を楽しむことができる。
以下、ランディングのライダー、井上トモの4通りかぶり方。
また来季は、さらにラインナップが抱負で、カラーバリエーションなど含めて、お好みチョイスが可能に!(以下、写真参考)
それと、まだ未公開だが、フーディ、Tシャツなどもリリースされるので、とても楽しみ!
Aliveから雪山に最適なカラビナ型ウォッチ!
スノーボーダーにも大人気のAlive Watchから、雪山に最適なカラビナ型ウォッチを紹介しよう。
雪山で便利なカラビナウォッチ。 |
バッグやベルトに取り付けることが、できるカラビナタイプ。バックパックなどのベルト部分に取り付けて持ち歩くと便利だ。
視認性の高い文字盤は、瞬時に時計を見るシチュエーションが多いスノーボーダーには、うってつけだろう。
さらに、方位磁石が付いているのがありがたい。バックカントリーの中で役に立つし、雪山で万が一迷った時の助けになるハズだ。
カラー・バリエーションは、下記のように5種類。
その他、Alive Watchからは、様々な用途に合うウォッチの他、身体の調子を整えるブレスレットZWENなど豊富なラインナップでブースは、常に賑わっていた。
http://www.aliveathletics.com/
踏み込みを助けるPOW CANT SYSTEM
ボードの踏み込みを助ける隠れたアクセサリー、POW CANT SYSTEM。
これをバイン下に入れることで、踏み込みを託す。 |
元々の発想は、20年ほど前からあった。
流行させたのは、スノーボード界の神、クレイグ・ケリーだ。
両足のバインディングの下には、内カントと呼ばれる角度を付けるモノが入っていて、これで両ヒザを絞りやすくして、ボードの真ん中に乗れるように託した。
通常カントとは、後ろヒザをよりしっかりと曲げられるように後ろ足だけに付けていたが、当時のクレイグは、両足に入れることを始めて、その当時、多くのスノーボーダーたちがクレイグを追ったものだ。
時代はフリースタイル全盛となり、フリーライディングを託する内カントは風化されていった。
しかし、今、このPOW CANT SYSTEMが誕生!
これにより前途紹介した踏み込むを助けることはもちろん、ショック・アブゾーバーにもなり、エアーでの衝撃吸収にもなると言う。
またどんなバインディングにも合うように整形しやすい素材とのことだ。
さらなるライディング向上に。またフリースタイルも手助けしてくれるこのPOW CANT SYSTEMを、来季はぜひお試しを!
お値段は、4410円。
この商品をさらにくわしく説明するDVD付きだ。
カラーリングも豊富! |
POW CANT SYSTEMのパンツとソックスも! |
INTERSTYLE全ブランド紹介が動画でアップ!
INTERSTYLE movie Top Pages
http://interstyle.jp/interstyle-movie
SBJ Report
K2 田中幸 Happyデザイン!
一般スノーボーダーからプロ・ライダーまで、幅広く人気の高いK2 Snowboardsから、田中幸がデザインに加わったというHappyなギアがリリース。
サチちゃんオススメのハッピー・ボード! |
デザインの特徴は、街中最新ファッション・トレンドを、大胆にスノー・ギアに取り入れるというもの。
また、サチちゃんが大好きなパーブル・カラーが入っている。
そして、どのギアにもどこかにHappy Lifeというメッセージ。
みんなに「ハッピー・ライフ送れますように!」という、サチちゃんのメッセージが伝わるようだ。
サチちゃん愛用ボードは、FlINGの長さ146cm。
最近は、バックカントリーへのチャレンジも増えたため、もっと長いボードに乗ることも多いそうだ。
このFlINGの特徴は、なんと言ってもボード中央にカーボンが入って、ポップ感を演出してくれること。脚力がない女性ライダーでも、気持ちよくポップができて、ジャンプが楽しくなりそう。
ボード中央とトップの部分にHappy Lifeというメッセージが入っているぞ。
価格は、56,000円!さすがK2、コストパフォーマンスは高い。
ブーツにも、もちろんパープルが!
先部分は、ストリートファッションのようなエナメル地であったり、また可愛いビーズの星をあしらったり。
特に脱ぎ剥ぎしやすいBOAシステムは、雪山の女性の手をできるだけさらさないように守ってくれる優れもの。
ブーツのインナー部分も、フワフワした素材で気持ちいい。
さらに、ブーツにはいろいろな箇所にハッピーなメッセージが入っている。(写真、下参考)
その他、ボード・バッグにトラベル・バッグもあるぞ。
トラバル・バッグには、旅行中、荷物が増えちゃった時のために、エクストラで増やせるような網の袋があり、これはとても便利だ。
また、靴などの汚れたものは、サイド・ポケットに仕舞っておくといいね。
スノーボーダーのユーザーのことをよく考えた、便利なバックだ。
すべてが新しく驚くほど軽い FLUXバインディング
国産ブランドで、世界的にもとても人気が高いFLUXバインディングから、最新テクノロジーを駆使したバインディングが出た。
こだわり抜いた逸品! |
特徴的なのは、驚くべきほど軽いということ。また、そのディテールにこだわった姿勢は、すべてが新しい!というべきものだ。
ハイバックの前傾の角度を調整するフォワード・リーンの調整機能は、ハイバックに付いておらず。ヒールカップでハイバックを受け止める新方式で前傾の角度が調整できるようにいなっている。往来ハイバックにあったフォワードリーン調整機能がなくなったため、軽くなっているのだ。
それだけではない。ネジは、高級チタンを使用し、軽さを追求した徹底ぶり。
その他に優れた点もいくつかある。すべては紹介し切れないほどだが、いくつか紹介しよう。
バインの横のサイドウォールが高くなっているために、エッジ・トゥ・エッジのレスポンスが良くなっている。
ベース素材にEVAクッションを重ねることで、快適性と耐久性を備えている。
価格は、49,0000円。
良いバインディングの大事さを知る上級スノーボーダーにオススメのバインディングだ。
ハイバックの角度は、このサイド部分で調節できる。 |
よく見ると、ストラップに2本の筋。そうここでも軽さを演出。 |
ストラップが外側に向けてあり、留めやすくしてくれる。 |
黒い部分が固く黄色の部分がやわらかい。クッション性を保ちつつ、耐久性を高めることに成功! |
球面レンズに偏光を加えたDiceゴーグル
球面レンズに偏光を加えたひじょうにクオリティが高いDiceのJACK POTモデルを紹介しよう。
画期的な球面レンズに偏光を加えたDiceゴーグル! |
人間の眼球のカーブに近い成型ポリカーボネイト製球面レンズにより、広い視野を確保。またゴーグル内部の容量も大きくなり、曇り難くなっている。
Diceのゴーグルは、以前から「曇り難い」「見やすい」という評判が高かったが、この球面レンズはより一層、Diceのクオリティを高めてくれるだろう。
さらに偏光レンズには、雪面からの乱反射光線を効果的にカットする特殊なフィルター効果を持ち、地形や雪面の凸凹をくっきり見せてくれる。
この球面レンズのものに偏光を加えるという技術は、Diceならではのもので他ブランドがなかなか真似できないようだ。
ゴーグルを留めるベルトも派手めでファッション面もOK!来季のDiceゴーグルはさらに人気が高まりそうだ。
マツモトワックスから魔法のスタート・ワックス
ユニークなデザインでハイ・クオリティなワックスをリリースするマツモトワックスから、液体でできている魔法のスタート・ワックスがリリースされる。
魔法のスタート・ワックス! |
液体のワックス自体は、すでに他ワックス・メーカーからも3、4年前からリリースされているが、マツモトワックスで採用されるのは初めてのこと。
スタートワックスというとこれまで粉というのが定番だったが、粉だと風によって吹き飛ばされるという問題があった。スタート前にナーバスになりがちな選手が、せっかくワクシングしようと思ったのに吹雪で飛ばされてしまっては、ストレスが生じると言えよう。そういった意味では、選手たちの精神的ストレスを回避するという役目もある。
値段の方は、40グラム入りコルク付きで12,000円。
1000分の1秒を争う選手にオススメ。
右写真は、サンプル商品で来季リリースされる商品では、素敵な入れ物に入っている。
密かに人気が高い携帯チューンナップ台もカラー・バリエーションが増えたよ。 |
フェイスマスクも登場! |
チノパンでスノボ!Purplecowから新しい提案
日本のスノーボード・ファッションを楽しくするPurplecowから新しい提案だ。「チノパンでスノーボードしよう!」
なんとこのチノパンで雪山OK! |
これまでスノーボードのパンチをカジュアルっぽく見えるように作れられたものがあったが、逆発想でチノパンをアウト・ウエアにしてしまった。
まるで「フーディで滑るなら、チノパンでスノボしてもいいだろ!」と言わんばかりに。
チノパンだけど、耐水圧はなんと10,000mmと、アウトウエアほどのクオリティ。
つまり、このパンツで道中からゲレンデまで行けてしまう、という優れモノ。
お値段は、16,000円ということでなかなかリーズブナブル。
このチノパンの他にもデニム版もあり。(下写真参考)
また、Purplecowでは、人気のグラデーションロンTに、顔ちゃんをプリント。一枚一枚風合いが違うよ。
その他にも、スノーボード心をよく理解した小物なども充実!
右上の人気ソックスには、なんと歯ブラシなどトラベルバッグ付きで、今季の1900円を継続。これはお買い得!