昨日は雨が降っているのにも関わらず、ナターシャがミニ・キッカーのところでガンガンにハイクしていました。
ナターシャは世界の女子でもトップ中のトップ。そんなナターシャがここで、地道にやっている姿を見て、関心。
聞いてみると、
「全方向スピンのクオリティを上げたいとのこと」
また、
「特にスイッチバックサイド7の習得のため」
ということでした。
ここでハイクしていると、10年以上も前のことが蘇ります。
あれはナターシャがまだ無名のスノーボーダーの時で、確か16歳の頃。
あの時もガンガンにハイクして、当時の女子としては完全に男プロ並、いやそれ以上にぶっ飛んでいて驚かされました。
あれから10年も経ったというのに、あいかわらず練習熱心。
だから、今年発売したトランズ誌で、14ページのインタビューに登場できるのでしょう。
女子としては、かなり偉業だし、まさにスノーボード女子の今なお活躍するレジェンドです。
この夏、物凄いなあ、と思ったのは、なんと言ってもトースタイン・ホグモ。
こいつは間違いなく大物になるでしょう!
このCOCで最も目立った存在でした。
もちろん他のプロも環境が変われば凄い実力を発揮するのは知っています。
あるライダーはバックカントリーに行けば、凄いことするだろうし、
あるライダーは夏は流すだけ、
というノリもあるだろうし。
それにしてもまだ21歳のトースタインが、これほどガンガンに滑る姿は感銘を受けたのです。
そして、世の中には同じ21歳くらいで、ライダーを目指している人もいて、
だけど、その人は今、練習できなくて可愛そうと思いました。
例えばあるライダーは、今、滑りたくても滑れません。
冬場にたくさん滑れるような軍資金作りのために、バイトだってしなければいけないだろうし。
トースタインのようにCOCをガンガンに滑るわけにはいかないでしょう。
一度出世を遂げてある程度、ライディング環境を整えたライダーと、
そうでないライダーは差はどんどんと広がるばかりです。
ただ、そう嘆いたところで何も始まるわけではありません。
今日やれることを抜かりなく、一生懸命にやるだけだと思います。
そうすれば、いつかスノーボードの神様はチャンスをくれるのではないでしょうか。
バイトしつつも、スノーボードのことを考え、
日々のトレーニングもするなど。
だから、今日という一日をどう過ごすか。
そして日々それを継続できることこそ、大切なのだと思います。
というわけで、今日も僕は、自分の1つのビジネスの基点となっている
ホームページの更新を行いました。
毎日更新すると決めたニュースは、アップするのも大変な時もあるのです。
だけど、これが最低限、どんな忙しくてもやらなくてはいけない仕事と決めてやっています。
そうすれば、いつかチャンスにめぐり合えるし、
実際、これまで自分のスノーボード仕事で、ホームページがきっかけになったことは数多くありました。
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