子供が大人に教えられる3つのこと

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久しぶりに「第五の山」という本を読みました。作者はパウロ・コエーリョ。
クリスチャンの方からいただいた本ということもあり、聖書に関する話を題材にした本でもあります。だけど、そういった宗教のことなど、関係なく誰でも楽しめる本だと思います。
 
舞台は紀元前のイスラエル。
主人公のエリヤは、子供の頃かた天使の声を聞くことができました。
 
運命はエリヤのささやかな望みを叶えられずに、世の混乱に巻き込まれていきます。
 
神に逆らわずに生きたつもりのエリヤですが、戦争がおきてしまい、愛する人が死んでしまいます。
 
その愛する人の息子といっしょに、エリヤは神に挑戦することを決めます。
「時に、神と争うことも必要なのだ」と。
 
その息子と街の再建のため、来る日も来る日も働くエリア。
そこでエリヤは、子供から学びます。
 
「子供は常に、常に大人に3つのことを教えることができます!」
 
1 理由なしに幸せでいる。
2 何かでいつも忙しい。
3 自分で望むことを、全力で要求することを知っている。
 
 
この本は、3年ほど前だったかに一度読んだ本です。
その時にはこのフレーズがもう1つ頭に入ってきませんでした。
だけど、今、自分が二児の父親で、子供の気持ちをより理解できる立場になったからかもしれません。
とても、胸に響く言葉だと思いました。
 
今、この日記を読んでいただいている方も、以前の僕のように聞き流すようなフレーズかもしれません。
例え子供がいても、感じない方もいるでしょう。
 
それはその人の感性が乏しいとかではなく、人にはそれぞれ自分のハートをヒットするポイント、というのがあると思うので。
 
だけど、この言葉、今の自分にはドカーンとホームランだったんです。
 
本当にそうなんですよ。
6歳になる大河も、4歳になったクレアも、理由なしにいつも幸せでいてくれている。
起きている間、ずっと遊ぶことばかり考えているし、夕食の後もお絵かきして楽しそうにしている。何かにいつも夢中です。
何かほしいと思えば、まさに全力で要求してくる。
 
自分はどうだろう?
ほしいものに対して、全力で要求しているだろうか?
何かでいつも忙しいだろうか?
そして何より、理由もなしに幸せでいれるのか?
 
 
ところで昨日の質問のお答えですが、
「友人の紹介」です。
こうして「あのサイトおもしろいよ!」って友達に教えてもらえるようなサイトになりたい、といつも思っています。
 
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