日本バブル期の頃、世界の中でも一番お金持ちであった西部グループ総帥の堤義明氏。その長男、堤正利氏(34歳)は知る人ぞ知る、大のスノーボード好き。自分の庭とも言える苗場近郊で鍛えた実力は、プロ級という噂もあり。スノーボード界のプロとも親交もあって、マークンの相性で親しまれていた。とてつもなくビッグな親父を持ちながらも謙虚な性格は、密かにスノーボード界でも愛された存在であったと言えよう。
そのマークンが、西武系スキー場を自ら発案し設計したことは有名で、今、これを読んでいるあなたも、そんな恩恵があってその近郊を滑ったことがあるのでは!? そう、苗場近郊エリアでスノーボードを楽しめる環境を作ったのは、マークンの功績がひじょうに大きいのである。
ところがご存知のように最近、新聞マスコミを賑わかせる「堤氏の西武王国幕引きニュース」。一部スポーツ新聞によれば、その影響を受けマークン(現在、西武建設の取締役)も会社に顔を出していないとか。昨今スノーボード業界が縮小されている中、こんな西武王国のゴタゴタもさらなる悪影響を及ぼす可能性も否定できない
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