今週25日、26日のニュージーランド・カドローナで開催されるW杯『LG Snowboard FIS World Cup in New Zealand』で、ショーン・ホワイトが参加すると発表があった。
主役の登場でNZ大会は五輪級バトルの様相に。
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すでに出場の発表があった青野令など、今回も五輪で出場する主力メンバーが登場することになり、五輪前哨バトルになる様相だ。
女子の方も、アメリカのケリー・クラーク、ハンナ・テーター、グレッチェン・ビューラー、昨年のW杯シリーズ王者のJiayu Lu(中国)も出場する見込みで、こちらの方も五輪レベルの戦いが繰り広げられそうだ。
どの選手にとっても、五輪までの期間はすでに秒読み段階になり、ここで仮五輪としてのルーティーンをぶつけて来そうな気配濃厚。それだけに、ひじょうに楽しみな一戦である。
昨年、W杯王者で日本が期待する青野は、ショーンが出たW杯では勝ったことがないだけに、ここでなんとか一矢報いたいところ。
この後の五輪までの道筋は、11月のスイス・サースフェでのW杯。
そしてシーズンインになり、この後、アメリカ勢はW杯を回らずにUSグランプリで五輪の出場権獲得の争いに突入するだろう。過去2回の五輪時期には、この大会に米国以外の主力選手が出ることがほとんどなかったが、今年は日本勢の出場もあると言われている。
シーズンインしてからのW杯は、1月にオーストリア、さらに1月後半にカナダのストーンハムとカルガリーでのW杯もある。
この時期には、五輪のメダル候補であるアメリカ勢がW杯に出場しないだろうから、もしかしたら今週のニュージーランド大会が、最後の前哨戦になるかもしれない。
オリンピックまでの道のり 8月25日、26日 W杯 NZカドローナ |