ボードはどのポジションで乗っていると嬉しいか

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自分が読んでいる経営関係のメルマガで、乗馬の話が出ていた。馬というのは乗り手の姿勢が悪いと歩いてくれない、経営も同じで社長がブレているとうまくいかない、というような話だった。

これを読んでいて、「ああ、スノーボードも似ているな」と思った。

似ているところは、良い位置に乗っていないと、ボードがしっかりと走ってくれないこと。良い位置に乗っていないと、エアー時ではボードの特性を活かせずに、そこで得られるはずの高さを出せなかったりする。

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似ていないところは、ボードは乗り手の姿勢が悪くても一応は走ってくれること。さらには、最近はギアがとても良くなったので、多少の軸がズレていようが、カービングターンができてしまう。

ただ、間違いなく良いポジションで乗れていないと上達を妨げるし、転倒する可能性も高くなってしまう。よって、楽しさも薄れてしまう。

どうやれば、良い位置に乗れるのか?
それを話せば一冊の本ができるほど長くなってしまうが、簡単に言えば常にニュートラルなポジションに乗って(=基本姿勢を保ち)、踏み続けるテクニックを持つということ。
そのための練習方法は、斜滑降でのジャンプなど、これまたいろいろあるのだけど、今回のアドバイスとしては、「ボードはあなたがどのポジションで乗っていると嬉しいか」
それを考えてみよう!

真ん中に乗るとか、ターン前半では前足に乗ることによって中心軸を保つとか、いろいろ左脳的な正しい情報のアドバイスもあるが、それでもなかなか上達できない人は、右脳的な感覚を大切にするアプローチが1つの上達のきっかけになることがあるのだ。
馬が正しい姿勢で乗っていると喜んで走ってくれるように、ボードだって正しいポジションがある。だから、ここは1つボードに正しいポジションをお伺いしながらライディングしてみよう、ということ。
ターンしながら、「ボードさん、あなたはどこのポジションで乗り続ければ嬉しいのですか?」と聞いてみてみるように。そうしたら、今まで自分に与えていた左脳的な正しい情報アドバイスよりも、もっとうまく滑れるかもしれないよ。ボードの特性を活かせるように、ボードさんのメッセージをライディングから感じれるように、耳を傾けてみてください。

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