ベスト・オブ・ジバー賞は謎のNomisアメリカン

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あいつは誰だ! Nomisのシモン・フーディーを着て颯爽と滑るアメリカの若手ライダー。ギャップバックリップなど多彩な技を決め込む。そして、2年連続でベスト・ジバー賞を獲得していたシモンの王者のイスも奪ってしまった。
名前は、ASA MARTINEZ(エイサ・マリティネス)。バッチリNomisを着こなしているのに、Nomisのライダー・リストにも掲載していないライダーだ。

近年、Nomisではマックス・レジェンドなどシモン以上に「うまいのでは!?」というヤング・ブラッドたちがどんどん台頭し、さらにNomisの血を熱くしてくれているが、エイサもそんなヤング・ブラッドの一人なのだろう。

ところで肝心のシモンだが、昨日のニュースでお伝えした通りヒザが悪く、精彩に欠けてしまった。スロープ大会でも残念ながら予選落ち。
レール・ジャムでは、相変わらずスムーズなスタイルで観衆を唸らしてくれた。ダブルダウンキンクでギャップバックリップなど決めたが、惜しくも3年連続タイトル獲得は逃した。
しかし、人気はダントツでサイン会では長蛇の列を作っていた。

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レール・ジャム大会のベストトリック賞はフラットダウンボックスでバックフリップインを何度も決めた石田貴博だった。

アルツに設置されたスロープ・スタイルのコース

シモンのサインを待つ長蛇の列。人気の高さはズバ抜けていた。
   
ファンとの交流を大切にするシモンは記念撮影にも気軽に応じていた。 Nomisを着ていたアメリカンがジバー賞を獲得した!

Rail Jam Results
BEST JIBBER:ASA MARTINEZ(USA)
BEST TRICK:TAKAHIRO ISHIDA(JPN)

以下、スロープの予選、上位16名本戦出場者の結果。

Rank Name Nat. 1st 2nd Points
1 FREDRIC EVENSEN NOR 80.5 78.5 80.5
2 YUICHI ONOBU JPN 65.0 75.3 75.3
3 TJ SCHNEIDER CAN 57.7 71.8 71.8
4 LOUIF PARADIS CAN 70.7 61.0 70.7
5 AUSTIN SMITH USA 56.9 70.3 70.3
6 TYLER FLANAGAN USA 66.5 69.3 69.3
7 JACOB KOIA NZL 69.0 31.7 69.0
8 DUSTIN CRAVEN CAN 68.1 62.0 68.1
9 TAKATO TANIGUCHI JPN 48.1 65.7 65.7
10 DAN BRISSE USA 45.9 65.5 65.5
11 MASAHARU ANDO JPN 54.0 65.1 65.1
12 YUTAKA TAZAWA JPN 59.6 60.9 60.9
13 ZAC MARBEN USA 29.3 60.7 60.7
13 MIKKA HAST FIN 59.3 21.3 59.3
15 REO TAKAHASHI JPN 58.7 29.4 58.7
16 NAOYA HAMA JPN 58.3 36.5 58.3

●さらなる大会詳細などは以下の公式サイトでチェック!

http://slopestyle.net/ 

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