カナダ・ウィスラーでの真夏のブラッコムグレーシアと言えば、サマー・スノーボーディングで有名だが、本日付けの地元の新聞PIQUE電子版で、「スキー&スノーボードのアクセスならず」の残念なニュースを伝えた。
その配信内容によると、6月1日付けに、ウィスラーで働く従業員に対して、メールでグレーシアでのスキーを行わないと伝えたというのだ。
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その結果、毎年、ブラッコムグレーシアで行われているサマーキャンプも中止。
ここで29年間もサマーキャンプを運営している会社も、「ひじょうに残念な知らせだ」と落胆している。
また、カナダのフリースタイルチームにとっても、真夏の雪上トレーニングは大事なもので、この時期に練習できないのは痛手だという。
春から突然、滑れなくなったので、長い間、スキーができないのは、オリンピックを目指す選手にとっては、大きなハンデだというのだ。
先日、ウィスラーでは従業員に、真夏の運営を6月末から7月頭に再開する可能性を伝えていたが、残念ながら氷河スキー&スノーボーダーには至らなかった。地元の住民は、せめて観光やマウンテンバイクでも早いところオープンしてほしい、と願っている様子だ。
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